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2016年3月16日 (水)

シュンドルボンを導いた吉田豊騎手の選択

先週日曜日のメインは東西ともに牝馬の重賞。

中山競馬場では第34回中山牝馬ステークスが行われ4番人気シュンドルボンが優勝し、初重賞勝利をあげました。

重賞経験は今回がまだ3戦目という5歳馬ですが、昨年1年間の成績を見ると条件戦とはいえ9戦し7連対(うち3勝)は大したもので、こういう堅実な走りができるのは素質があるからこそ。

いよいよ本格化してきたということでしょう。

レースは16頭立ての16番枠、大外からのスタート。

中山の芝1800mコースは1コーナーまで距離がなく、外枠であればあるほど外を回され不利なレース運びを強いられますが、鞍上の吉田豊騎手は中団につけ1コーナーはそれほど振り回されることなく無難に乗り切りました。

彼にとってはここが1番のポイントだったと思います。

コース取りで後手に回るか、またはうまく切り抜けられるかによってその後の展開はまるで変わってきますからね。

大本命馬であるルージュバックが隣の15番枠に入ったのも大きかったですね。

メンバーで最も目標としたい馬が目の前にいたおかげで、マークする形でレースを運べたことは、自分が騎乗している馬に十分な手応えがあることが前提ですが前の馬に合わせて動くことができるので、かなり乗りやすかったのではないでしょうか。

あとはルージュバックが動き始めるまで吉田豊騎手がじっと我慢していたのも勝因の1つ。

最後の直線で並びかけてゴールでクビ差出られたのは、馬自身の調子の良さ、そして騎手が道中うまく乗って脚をためたからだと思います。

見事なレース運びでした。


断然の1番人気ルージュバックは残念ながら2着に敗れましたが、戸崎騎手の騎乗には問題がなく、むしろ上手く乗れていたと思います。

ただ、シュンドルボンにマークされてしまい負けたことは仕方ありませんが、牡馬相手に圧勝した昨年のきさらぎ賞の頃は直線追い出すと弾けるように伸びていたのが、今回のレースでは追ってから昨年のキレがあまり感じられずモサモサして見えました。

それでも2着に入るのだからやはり力があります。

競走中に左前を落鉄したらしいのでそれが影響し伸びなかったか、あるいはハンデ差に加え中山の急坂が堪えたのか、いずれにせよ敗因としてはこのあたりでしょう。

これから暖かくなり調子もさらに上向いてくることと思います。


阪神競馬場では桜花賞トライアル、第50回フィリーズレビューが行われました。

桜の舞台への切符を手にしたのは8番人気のソルヴェイグ

2番枠の内枠に恵まれ、好スタートからそのまま好位のインをロスなく追走、逃げ馬を見る形で直線に向いて、逃げ馬を捕らえたところがゴールでした。

追ってしっかりとした脚を使い、じつに良い伸び。

とはいえ今回の勝利は展開が味方してくれたとの印象が強いですね。


1番人気アットザシーサイドは後方待機、直線は最速の上がり34.4秒の脚で追い込んできたものの2着まで。

今回のフィリーズレビューを見た感想として、メジャーエンブレムを負かすには今回のメンバーでは難しいように思いますが、反面、本番までに馬がどれだけ成長するか、ジョッキー達がどんな作戦を練ってくるのかが楽しみでもあります。

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