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2016年2月 3日 (水)

ダート界の新星がGI前哨戦を圧勝

日曜日に行われた第30回根岸ステークス。

2014年から東海Sとともに1着馬にはGⅠフェブラリーステークスへの優先出走権が与えられるようになり、また1着馬だけでなく次走はフェブラリーSに出走予定という(もともと出走できる権利を満たしている)馬が他にもいるので、本番に向けそれぞれがどんな走りをするのか目が離せない1戦となっています。


優勝は1番人気モーニン

前走の武蔵野Sは重賞初挑戦ながら3着に好走し、今回の勝利によりデビューからの戦績が6戦5勝となりました。

それでも底を見せていないような、まだまだ秘めた力があるのではないかと思わせる、何とも怖い4歳馬が現れました。

レースでは鞍上・戸崎騎手がスタートを出していき好位をキープ、少々かかり気味でしたが鞍上とケンカするまでには至らず、手応え十分の雰囲気で進んでいきました。

シゲルカガが逃げて前半3Fが34.6秒のタイムは、馬場状態が稍重のため走りやすかったとは思いますがそれでも少し速いペースです。

その中を3番手集団で楽な手応えで追走したモーニンは直線に入っても手綱は動かず持ったまま、そして残り400mあたりから先頭に立つと後続の追撃を1/2馬身差でかわしゴール。

上がりを35.4秒でまとめ、勝ちタイムは1分22秒0のコースレコードと馬場を考慮しても素晴らしい内容で、余力をたっぷり残す圧勝でした。

あれだけ先に行けて、しかも最後もしっかりと伸びてくれる馬はジョッキーからしてみれば大変に頼もしく、安心して乗っていられます。

跨っているジョッキーは本当にラクだろうな、さぞかし気持ち良いだろうなと思わせるレースぶりでしたね。

これでフェブラリーSも各紙で重い印が打たれるのは間違いなく、僕も何番手かは未定ですがやはり絶対に外せない1頭となりました。

不安材料をあげるとすれば1つだけでしょうか。

それはスタートがあまり速いといえないところ。

今回は16頭立ての15番枠だったので自分よりも外にいる馬はただ1頭、それならさほど気になりませんが、もしも内側から真ん中あたりの枠番に入った場合、スタートが速くないと、他馬が前に入ってきて詰まったりガッチリ壁を作られてしまったり、ポジション取りが上手くいかない、思うようなペースで進められないといった苦しい状況に陥るのではないかとの恐れがあります。

史上最速タイのJRA古馬ダート重賞制覇は、それだけ素質が優れている証であり素直に凄いと思いますが、言い換えれば、骨っぽいメンバーが揃う古馬の重賞レースへの出走経験が浅いということ。

馬群に揉まれた時にどんな乗り方を鞍上がするのか、どんなレースをモーニンが見せてくれるのかが大きなポイントでしょう。

とはいえ陣営は当然何らかの対策をしているでしょうし、あの大きく力強い馬体を見ると、能力であっさりと押し切っても全くおかしくはありません。

ダート界の新星がこれからどんな戦いをするのか、今年の楽しみがまた1つ増えました。


2番人気に支持されたタガノトネールは勝ち馬よりも前でレースを進め、速い流れの中を大崩れすることなく4着に健闘しました。

1400mの根岸Sは忙しい感じがしますが次走1600mならもう少し楽に行けて、粘りが増すはず。

安定感があって良い雰囲気の馬ですね。


3番人気アンズチャンは流れを味方につけないと、持ち味である末脚が不発に終わってしまうタイプ。

その代わりハマったときの威力は凄まじく、GⅠでも十分に通用します。

こういう後方一気の脚を持つ馬が出走する場合は、当日の馬場状態やメンバー構成(脚質)など、レース展開をじっくりと検討しなければならず大変ですが、だからこそ予想がピタリと的中したときには大変気分が良いものです。

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