« 2月27・28日の注目馬情報 | トップページ | 3月5・6日の注目馬情報 »

2016年2月24日 (水)

予見されていた先行勢の総崩れ

先週日曜日の第33回フェブラリーSは僕が考えていたとおりの結果となり、今年初めてのGⅠをパーフェクトに的中させたことで自信をもってこの先1年間のレースに臨めそうです。


まず2番人気のモーニン、昨年5月のデビュー戦から7戦目、僅か9か月で見事にGⅠ制覇を果たしました。

レースは前半の半マイルが46.1秒と速めのペースで進みましたが、これは前日の降雨により水分を多く含んで当日は重馬場だったことが大きく影響しています。

こういう馬場は脚抜きが良く速い時計が出やすいもので、コーリンベリーが逃げを打ち、そこに何頭かがダンゴ状態で追走し、GⅠレースとはいえかなりのハイペースになりました。

脚抜きが良い重馬場では前残りの展開になることも少なくありませんが、今回に限っては前を行く馬は総倒れになって当たり前と思えるような流れでした。

この流れの中を5~6番手で進んだモーニンは、前を行く馬たちを一歩引いて見ながらのレース運びをし、最終的に前の馬たちは直線で失速してしまいましたがこの馬だけは力強く伸びて2着に1馬身1/4差をつけてゴール。

並の馬なら止まってしまうところを伸びてコースレコードをたたき出すのだから、あらためて能力の高さを見せつけられた感じです。

さらにミルコ・デムーロ騎手ならではの高度な騎乗技術が今回の勝利に大いに貢献しています。

スタミナを奪われてしまいがちな位置につけながら、ちゃんと息を入れて体力の温存を図り勝利に導くその手腕は、巧いのひと言に尽きます。


2着は1番人気ノンコノユメ、鞍上はC・ルメール騎手です。

いつも通りの後方待機は、ペースはどうあれ、あのポジションにいなければ末脚の切れるこの馬の良さが出ないため当然の戦法ですが、ジョッキーの心境としては、どうか直線で前の馬の脚が止まってくれるよう願うばかりでしょう。

馬の力とジョッキーの腕、ともに疑いようのないものと思いますが、どうしても自力でレースを作ることができない脚質なので、今回はその分だけモーニンの方を上の評価にしました。

直線に向くと、勝った馬とはだいぶ離されたもののメンバー最速の上りで2着を確保。

力は十分に出し切れたと思います。


3着に入った7番人気のアスカノロマンは、重賞ではパッとしなかったのが嘘のように昨年秋から走りが安定してきて、前走のGⅡ東海Sを2馬身差で快勝。

最近メキメキと力をつけた馬だけに、今回の好走も十分に想定内でした。

初のマイル戦ながら好成績をあげられたのは中団でじっくり脚をためられたことが大きく、太宰騎手のベテランらしいレース運びが光る内容でした。

昨年のチャンピオンズカップ(1着デムーロ騎手サンビスタ、2着ルメール騎手ノンコノユメ)に続いて、今回のダートGⅠレースも外国人ジョッキーのワンツーで決まりました。

確かに騎乗している馬自体の能力が高いのはもちろんですが、彼らの騎乗を見ていると、馬上で無駄な動きをしないので馬に負担がかからず、追うときも本当にしっかりと追えていて、いかに騎乗技術が優れているかがわかります。JRA騎手となって2年目の今年、リーディング争いはこの2人を中心に争われるのは間違いないでしょう。

|

« 2月27・28日の注目馬情報 | トップページ | 3月5・6日の注目馬情報 »

レース回顧」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1466872/64120732

この記事へのトラックバック一覧です: 予見されていた先行勢の総崩れ:

« 2月27・28日の注目馬情報 | トップページ | 3月5・6日の注目馬情報 »