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2016年2月

2016年2月28日 (日)

3月5・6日の注目馬情報

注目ランクB
国枝 厩舎
レッドアルカナ
※中山3-1R・3歳未勝利牝・ダ1800mに出走予定

『今年3本の指に入る素質馬』と厩舎サイドの期待も大きいこの馬。前走は期待を裏切る結果になってしまった。この一戦で評価が下がる事はないが、陣営としては「とりあえず早く勝ちたい」との思いがあるようで、2戦目はダートの牝馬限定戦を選択。「先週は除外になりましたが、デキ落ちなく順調です。一度使って良くなったし、甘さも解消されつつあります。ここは取りこぼせませんね」と陣営。鞍上は引き続き蛯名騎手となる。

注目ランクB
加藤征 厩舎
オーダードリブン
※中山4-5R・3歳未勝利・芝1800mに出走予定

2番人気に推された前走、スローの中で上がり33秒台の末脚を使い追い込むも2着。勝ったのはその後に重賞を連勝したハートレー、相手が悪過ぎた。その後、腰に疲れが出て放牧して休養。1月の終わりに帰厩して乗り込んで来た。「予定を延ばして、態勢は整いました。能力的にもイキナリ好勝負になるでしょう」と陣営。鞍上にはルメール騎手を予定している。

注目ランクMM
中川 厩舎
スターファセット
※中山4-12R・4歳上1000万下・芝1600mに出走予定

これまでにも数々の的中をお届けしているお馴染みの馬。力を出し切れずに終わってしまった前走後は一息入れて疲れを取り、ココ2週で調教のピッチを上げて順調に来ている様子。「併せ馬で入念に乗り込んでいます。牡馬相手になりますが、十分太刀打ちできると思います」と陣営。今回は柴山騎手が騎乗の予定。

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2016年2月24日 (水)

予見されていた先行勢の総崩れ

先週日曜日の第33回フェブラリーSは僕が考えていたとおりの結果となり、今年初めてのGⅠをパーフェクトに的中させたことで自信をもってこの先1年間のレースに臨めそうです。


まず2番人気のモーニン、昨年5月のデビュー戦から7戦目、僅か9か月で見事にGⅠ制覇を果たしました。

レースは前半の半マイルが46.1秒と速めのペースで進みましたが、これは前日の降雨により水分を多く含んで当日は重馬場だったことが大きく影響しています。

こういう馬場は脚抜きが良く速い時計が出やすいもので、コーリンベリーが逃げを打ち、そこに何頭かがダンゴ状態で追走し、GⅠレースとはいえかなりのハイペースになりました。

脚抜きが良い重馬場では前残りの展開になることも少なくありませんが、今回に限っては前を行く馬は総倒れになって当たり前と思えるような流れでした。

この流れの中を5~6番手で進んだモーニンは、前を行く馬たちを一歩引いて見ながらのレース運びをし、最終的に前の馬たちは直線で失速してしまいましたがこの馬だけは力強く伸びて2着に1馬身1/4差をつけてゴール。

並の馬なら止まってしまうところを伸びてコースレコードをたたき出すのだから、あらためて能力の高さを見せつけられた感じです。

さらにミルコ・デムーロ騎手ならではの高度な騎乗技術が今回の勝利に大いに貢献しています。

スタミナを奪われてしまいがちな位置につけながら、ちゃんと息を入れて体力の温存を図り勝利に導くその手腕は、巧いのひと言に尽きます。


2着は1番人気ノンコノユメ、鞍上はC・ルメール騎手です。

いつも通りの後方待機は、ペースはどうあれ、あのポジションにいなければ末脚の切れるこの馬の良さが出ないため当然の戦法ですが、ジョッキーの心境としては、どうか直線で前の馬の脚が止まってくれるよう願うばかりでしょう。

馬の力とジョッキーの腕、ともに疑いようのないものと思いますが、どうしても自力でレースを作ることができない脚質なので、今回はその分だけモーニンの方を上の評価にしました。

直線に向くと、勝った馬とはだいぶ離されたもののメンバー最速の上りで2着を確保。

力は十分に出し切れたと思います。


3着に入った7番人気のアスカノロマンは、重賞ではパッとしなかったのが嘘のように昨年秋から走りが安定してきて、前走のGⅡ東海Sを2馬身差で快勝。

最近メキメキと力をつけた馬だけに、今回の好走も十分に想定内でした。

初のマイル戦ながら好成績をあげられたのは中団でじっくり脚をためられたことが大きく、太宰騎手のベテランらしいレース運びが光る内容でした。

昨年のチャンピオンズカップ(1着デムーロ騎手サンビスタ、2着ルメール騎手ノンコノユメ)に続いて、今回のダートGⅠレースも外国人ジョッキーのワンツーで決まりました。

確かに騎乗している馬自体の能力が高いのはもちろんですが、彼らの騎乗を見ていると、馬上で無駄な動きをしないので馬に負担がかからず、追うときも本当にしっかりと追えていて、いかに騎乗技術が優れているかがわかります。JRA騎手となって2年目の今年、リーディング争いはこの2人を中心に争われるのは間違いないでしょう。

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2016年2月21日 (日)

2月27・28日の注目馬情報

注目ランクB
金成 厩舎
カタルーニャ
※中山2-6R・3歳未勝利・芝2200mに出走予定

デビュー戦の前走は直線で狭いところに入ってしまい前が塞がる不利。立て直して追い込むも3着だった。「まだ体を持て余しているし、直線でも狭いところに入るのを躊躇していました。思い切って外に出していたら、もう少し際どかったかもしれません。一度使っての上積みがあるし、多少は素軽さも出て来たので、2戦目で更に上を目指せると思います」と厩舎サイド。

注目ランクB
萩原 厩舎
フィビュラ
※中山1-7R・3歳500万下牝・芝1800mに出走予定

未勝利は1600mで勝ち上がったが、2戦目の前走で位置取りを下げてしまったように、本質的にはマイル向きの馬ではないようだ。そんな思惑もあって、今回は距離を延ばしてこの舞台。「積極的な競馬なら押し切れるでしょう」と、巻き返しに意欲満点の陣営。

注目ランクB
久保田 厩舎
バンズーム
※中山1-11R・総武S・ダ1800mに出走予定

前走は勝ちに動いて追い込み決着に飲み込まれてしまった2着。苦しい展開だったことを考えればかなり強い競馬をしており、早々にオープン脱出のメドを立てた一戦だった。その後は得意の中山コースに照準を絞って調整、この中間も順調に来ていると聞いている。決して楽なメンバーではないが、目標にしてきたレースでキッチリ勝ち切りたいところ。

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2016年2月17日 (水)

中波乱になったクラシックの登竜門

先週日曜日は東京競馬場でクラシックの登竜門、第50回共同通信杯が行われました。

少頭数ながら今年もクラシック候補になり得る好メンバーが揃い注目度の高いレース、中でも1番人気馬ハートレーがどのような走りをするのかは、ファンの方も注目されていたはずです。

課題だったスタートは、大外10番枠に入ったおかげでゲート内で待たされることのない最後入れとなり、難なく決めてくれました。

ところが道中は中団の外目を手応え良く追走しているように見えたにもかかわらず直線を向くころにはお釣りが残っていない状態で、横山典騎手が追い出しても全く反応がないまま。

特長である伸び脚は発揮されることなくまさかの10頭立て9着という結果に終わりました。

鞍上のレース後コメントで原因がわからないとあり、体調や脚は問題なかったようなのでレース中に馬の精神面にショックを与える何かが起きたのか、また稍重で緩い馬場が気になって走りにくかったか、確かにノメって走りに集中できないのは若馬には酷とも思いますが、いずれにせよこの馬としては負け過ぎでしょう。

上位争いをして馬場やペース、他馬の脚質などが作用し敗れたならまだしも、走り以前に馬の気持ちが全然レースに入っていない感じでした。

デビューから2戦2勝、特に暮れの前走・ホープフルSの鮮やかな勝利は印象深く、馬の能力は証明済みと思われるので、これから立て直してあらためて期待したいところです。


2番人気スマートオーディンも6着敗退。

スタートを決めインの3番手を追走、この位置取りは文句なしですが前半に口を割って折り合いを欠いてしまっていた場面があり、鞍上の武豊騎手がなだめつつ柔らかく乗っていたものの落ち着くまでに少し時間がかかってしまい、その分だけ直線での伸びに影響したのかと思いました。

3歳の夏を越す頃には見違えるように成長する馬が多く見られますが、年明けからそれほど間もないこの時期はまだまだ幼さが残りレースぶりが拙い3歳馬がほとんどで、鞍上の指示に素直に従いしっかりとしたレース運びができるような比較的完成度が高い馬は限られてきます。

ゆえに今回のレースは、現時点で高評価の上位人気馬2頭で固く収まると考える方が多かったのでしょう。

人気も偏っていましたね。

しかし、結果的には6・5・3番人気が上位を占める中波乱に終わり、ハートレーとスマートオーディンはともに掲示板にも載れず。

今回はレースしやすい少頭数とはいえ、やはり若馬にとっては様々な部分で初めて経験することばかりで戸惑ったり怯えたりするのはしょうがないと思います。

若馬が精神的に成長してゆく姿を見守り応援し続けるのもまた競馬の楽しみでしょう。


土曜日に東京で行われたもう1つの3歳馬の重賞、第51回デイリー杯クイーンカップは単勝1.3倍の1番人気メジャーエンブレムが他馬を寄せ付けない圧巻の走りで優勝。

この昨年のJRA賞最優秀2歳牝馬は、3歳となった今年も女王の座は譲らないとばかりに強さを存分に見せつけてくれました。

鞍上・ルメール騎手はスタート後、どこのポジションでもいいと考えているような乗り方をして、結果、スピード(能力)の違いに加え他馬が競ってこなかったこともあり自然と先頭でレースを進めていました。

直線、坂上から多少追ってはいたものの馬なりのままでも楽勝でした。

あれはおそらく次走以降を考えて、直線に向いたらハミを噛み、スパートするのだという追い出しの流れを馬に覚えさせるためにあえて行ったのではないでしょうか。

余裕を感じさせる今回の勝ちっぷりを見ると、このままの状態を維持し何事もなければ、桜花賞はもちろんオークスまでもこの馬の独壇場ではないかと思います。

今年のルメール騎手には牝馬メジャーエンブレム、牡馬サトノダイヤモンドと超強力なお手馬がおり、この2頭で春のクラシックを総なめという夢のような話もかなり現実味を帯びてきましたね。

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2016年2月14日 (日)

2月20・21日の注目馬情報

注目ランクMM
大和田 厩舎
オルティンド
※東京8-4R・3歳未勝利・芝1600mに出走予定

388キロでデビューしたこの馬。一見すると大きな上積みは期待しづらいところだが、厩舎サイドは「かなり良くなっている」と妙にトーンが高い。初戦の西村から2戦目の今回は田辺に依頼したとのこと。それも厩舎の期待が大きいからこそだろう。さすがに将来性云々は言えないタイプだけに、この2~3戦のうちが狙い頃。馬券妙味も含めてココで仕留めたい1頭。

注目ランクB
木村 厩舎
マッチアップ
※東京6-5R・3歳500万下・ダ1600mに出走予定

6日目の1600m戦を予定していたが、除外が13頭も出る激戦区で、その中に入ってしまいスライド出走に。秋に一度入厩してゲート試験は受かったが、まだ体質の弱さがあり、一度放牧に出して調整して再入厩となる。馬なりで時計は地味でも、動きは良く仕上がりは良好という話。早い時期からの活躍も見込めるだけに、一発目から楽しみは大きい。

注目ランクB
斎藤誠 厩舎
イマジンザット
※京都8-9R・つばき賞・芝1800m外に出走予定

惜しくも2着に終わったデビュー戦だったが、戦前の段階で「コレはモノが違う!」と厩舎内外でウワサになっていたほどの馬。折り返しの2戦目でキッチリ勝利も納得の結果、上積みを考えれば昇級戦から差のない競馬ができるだろう。なお、騎乗予定は美浦のホープ、石川。この馬とメインレースに遠征するトーキングドラムの2頭を目玉に京都行きを決めたそうだ。

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2016年2月10日 (水)

騎手が求められる瞬時の判断力

先週の第66回東京新聞杯は5番人気スマートレイアーが優勝。

2年前の阪神牝馬Sを制した実績があり牝馬GⅠの常連馬で、これまでは差し・追い込み脚質を生かして戦って(好成績を上げて)きましたが、今回初めて手綱をとった吉田隼騎手はスタートを出していくとハナに立ってレースを引っ張りました。

しかし無理はせず、馬に全く負担を与えないよう逃げる形。

この吉田隼騎手の乗り方は昨年暮れの有馬記念を制した時のレース運びに似ていると感じました。

アクセルをむやみにふかすことなく馬の持つダッシュ力だけで先頭に立ち、そこからスローに落として自分の形を作り上げるという流れ。

今回の勝利は吉田隼騎手が、自らの騎乗技術により勝ち得たものだと思います。

真面目な性格で若い頃から基礎がしっかりとしたジョッキーでしたが、そこに経験と、何より自信が備わり、余裕ある良い雰囲気が漂うようになりました。

今年は彼ならではの手綱さばきを堪能する機会が多そうなので、競馬観戦がいっそう楽しみになりました。


僕が注目していた1番人気ダッシングブレイズはまさかの競走中止。

レースでは中団を追走し手応え十分の走りで、今の府中の馬場は内側が伸びる傾向があり鞍上の浜中騎手もそれを意識してか内ラチ沿いに進路を取ってレースを進めました。

33秒台の脚を確実に使えて最速の上がりで3連勝してきた現在のこの馬なら、今回のメンバー構成を見れば差し切る可能性がかなり高いと考えましたが、思いのほかレースが流れてゆかずに1000m通過が60.6秒というスローペースに。

そして馬群はダンゴ状態になって4コーナーを回り直線へと向かいました。

浜中騎手は外へ出す意識がハナからなかったようで前にいるエキストラエンドの内を狙っていきましたが、十分な間隔がとれず内ラチにぶつかってコース内の芝へ放り出されてしまいました。

頭一つ分のスペースがあれば大丈夫と思われそうですが、馬群を割って入るのとは違い左側はラチなのでそれ以上インに動けるわけがなく、動いてもらえそうなもう片方、右側の馬と騎手にとってもさらに外に馬が壁となっていては避けたくても避けられないし、人気馬を抜かせるためにわざわざ広くスペースを開けてあげる必要もありません。

馬をまっすぐ走らせるのも騎手の技術なのであまりにもフラつくのは論外としても、必死に追う騎手と夢中で走る馬が多少左右に振れてしまうのは仕方ないことで、今回も決してダッシングブレイズの進路が意図的に塞がれたわけではありません。

レースにおいて、1頭分は通れると判断すれば狭いところでも狙っていきますが、イチかバチかで突っ込んでいく乗り方は危険です。

レースを観ていた関係者は生きた心地がしなかったでしょう。

結果的に馬が軽い外傷で済んだのは不幸中の幸いでした。

確かにレースの流れや内が伸びる馬場を考えると、ダッシングブレイズがあそこから外に出して差し切るのは無理で勝つためにはインを突くしかないのですが、いけるギリギリのところと限界を超えてしまうところ、その境界線を瞬時に判断する冷静さが必要と思います。

あそこで空いているのに最初から突っ込まないで外を回すのは騎手としてありえないレベル、しかも馬によっては外のエキストラエンドを吹っ飛ばしてでも前をこじ開けていくタイプもいて、そうなれば結果的に正解となるため内に進路を取るのは至極当然のこととはいえ、あの場合は馬が躊躇してしまい前を抜けるのは難しいのが一目瞭然、浜中騎手はそこで引く決断をしなければなりませんでした。

開かないと悟った瞬間に勝負を捨てて手綱を引かなければ、運が悪いと馬を殺してしまうことになります。

もちろん自分自身の生命も危険にさらされます。レース全体を見極め、もう少し落ち着いて騎乗できていればと残念でなりません。

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2016年2月 7日 (日)

2月13・14日の注目馬情報

注目ランクB
新開 厩舎
アルーアキャロル
※東京6-5R・3歳500万下・ダ1600mに出走予定

デビュー戦から勝負話をお伝えして本命公開。期待通りに大楽勝で勝利、馬連・3連複、そして3連単は1万0990円の万馬券的中をお届けした。その後、カトレア賞を予定していたが、第一指骨剥離骨折が発覚したため休養。手術後は牧場で十分に乗り込んで、年明けに美浦へと戻って来た。「入念にやって戻って来たので、仕上がりはかなり良いです。前走の勝ち方が良かったし、クラスが上がっても楽しみですよ」と厩舎サイド。無事なら3歳世代のダート重賞で主役を張れる器で、大注目の復帰戦となる。

注目ランクB
堀 厩舎
マウントロブソン
※小倉1-10R・あすなろ賞・芝2000mに出走予定

芦毛のディープインパクト産駒というイメージもあるが、スパッと切れるよりも長く脚を使い続ける競馬に強い個性。その分で初勝利を挙げるまでに3戦を要したが、厩舎サイドの評価も上々の馬で、ここローカルのメンツなら連勝があっても不思議ない。ローカルも合いそうなタイプと見る。
ちなみに、堀厩舎はこのローカル開催にも力を入れており、既に多くの馬を現地に入厩させている。

注目ランクMM
中野栄 厩舎
エリモグレイス
※東京5-3R・3歳未勝利・ダ1600mに出走予定

まだ目立つほどの成績を挙げている馬ではないが、ダートに変わってから地味ながら良さを見せ始めており、前走にしても直線で詰まる不利さえなければもっと上の着順もあった競馬、メドは立ったと見る。東京コース替わりにも不安はなく、まだ人気薄のうちに仕留めておきたい1頭と言える。

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2016年2月 3日 (水)

ダート界の新星がGI前哨戦を圧勝

日曜日に行われた第30回根岸ステークス。

2014年から東海Sとともに1着馬にはGⅠフェブラリーステークスへの優先出走権が与えられるようになり、また1着馬だけでなく次走はフェブラリーSに出走予定という(もともと出走できる権利を満たしている)馬が他にもいるので、本番に向けそれぞれがどんな走りをするのか目が離せない1戦となっています。


優勝は1番人気モーニン

前走の武蔵野Sは重賞初挑戦ながら3着に好走し、今回の勝利によりデビューからの戦績が6戦5勝となりました。

それでも底を見せていないような、まだまだ秘めた力があるのではないかと思わせる、何とも怖い4歳馬が現れました。

レースでは鞍上・戸崎騎手がスタートを出していき好位をキープ、少々かかり気味でしたが鞍上とケンカするまでには至らず、手応え十分の雰囲気で進んでいきました。

シゲルカガが逃げて前半3Fが34.6秒のタイムは、馬場状態が稍重のため走りやすかったとは思いますがそれでも少し速いペースです。

その中を3番手集団で楽な手応えで追走したモーニンは直線に入っても手綱は動かず持ったまま、そして残り400mあたりから先頭に立つと後続の追撃を1/2馬身差でかわしゴール。

上がりを35.4秒でまとめ、勝ちタイムは1分22秒0のコースレコードと馬場を考慮しても素晴らしい内容で、余力をたっぷり残す圧勝でした。

あれだけ先に行けて、しかも最後もしっかりと伸びてくれる馬はジョッキーからしてみれば大変に頼もしく、安心して乗っていられます。

跨っているジョッキーは本当にラクだろうな、さぞかし気持ち良いだろうなと思わせるレースぶりでしたね。

これでフェブラリーSも各紙で重い印が打たれるのは間違いなく、僕も何番手かは未定ですがやはり絶対に外せない1頭となりました。

不安材料をあげるとすれば1つだけでしょうか。

それはスタートがあまり速いといえないところ。

今回は16頭立ての15番枠だったので自分よりも外にいる馬はただ1頭、それならさほど気になりませんが、もしも内側から真ん中あたりの枠番に入った場合、スタートが速くないと、他馬が前に入ってきて詰まったりガッチリ壁を作られてしまったり、ポジション取りが上手くいかない、思うようなペースで進められないといった苦しい状況に陥るのではないかとの恐れがあります。

史上最速タイのJRA古馬ダート重賞制覇は、それだけ素質が優れている証であり素直に凄いと思いますが、言い換えれば、骨っぽいメンバーが揃う古馬の重賞レースへの出走経験が浅いということ。

馬群に揉まれた時にどんな乗り方を鞍上がするのか、どんなレースをモーニンが見せてくれるのかが大きなポイントでしょう。

とはいえ陣営は当然何らかの対策をしているでしょうし、あの大きく力強い馬体を見ると、能力であっさりと押し切っても全くおかしくはありません。

ダート界の新星がこれからどんな戦いをするのか、今年の楽しみがまた1つ増えました。


2番人気に支持されたタガノトネールは勝ち馬よりも前でレースを進め、速い流れの中を大崩れすることなく4着に健闘しました。

1400mの根岸Sは忙しい感じがしますが次走1600mならもう少し楽に行けて、粘りが増すはず。

安定感があって良い雰囲気の馬ですね。


3番人気アンズチャンは流れを味方につけないと、持ち味である末脚が不発に終わってしまうタイプ。

その代わりハマったときの威力は凄まじく、GⅠでも十分に通用します。

こういう後方一気の脚を持つ馬が出走する場合は、当日の馬場状態やメンバー構成(脚質)など、レース展開をじっくりと検討しなければならず大変ですが、だからこそ予想がピタリと的中したときには大変気分が良いものです。

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