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2015年2月11日 (水)

雨で緩んだ馬場に泣いた馬笑った馬

雨の日曜日、東京競馬場では第65回東京新聞杯が行われました。
前日からの降雨により馬場状態はやや重。見るからに、かなり緩そうな馬場でした。
注目した2番人気エキストラエンドですが、その馬場状態でスタートするも出脚がつかず最後方からの競馬となって、これが最後まで響き6着敗退。
競走馬は馬場の状態によってレースに対し気分が乗らず、途中で走るのをやめてしまうケースがありますが、今回のエキストラエンドはまさにその雰囲気漂い、走ることがイヤでイヤで仕方ないように見えました。これは鞍上の責任ではなく、馬に走る気が起きなければどうしようもありません。スタートして行こうと頑張っても下(馬場)が悪いために前につけられず、また馬群の中にも入っていけずどんどんとり残されてしまう状況では馬も気分よく走れるはずがなく嫌気が差してしまいます。いかに名手Cデムーロ騎手とはいえお手上げ状態です。ただ重馬場が苦手かというと決してそうではなく、以前も触れたことがあるように、雨が降り始めてそう時間が経っていないのと、前夜からの降雨でたっぷり水分を含んでいる状態では全く異なるコンディションでありながら、発表はともにやや重となる場合があり、そこで得手不得手の差が出てしまうのだと思います。当然メンバー構成やペースなど様々な要素でレースが作られるため馬場だけのせいではありませんが、エキストラエンドはこういう馬場が得意ではないのでしょう、明らかに走りに影響していました。今回の結果は度外視し、次走あらためて期待してよいと思います。
他に注目していた中の一頭、サトノギャラントも11着と、最近は1番人気での連敗が目立つとはいえこれまでの走り・実力を考えると大敗を喫してしまいました。
後ろからレースを進め、追走には余裕があるように見えましたが追い出してからがいまひとつ。やはりエキストラエンド同様、馬場が緩かったために伸びきれなかったのでしょう。
東京新聞杯優勝馬は穴馬として注目していたヴァンセンヌでした。

上の2頭とは逆に馬場を気にすることなく気合十分に中団で追走、少しかかっていた様子も見られましたが、実はこれが今回のような馬場ではプラスに働くのです。
馬場が悪いと脚をとられてアタマが下がってしまい、こういう走り方では余分に体力を奪われます。ヴァンセンヌは、かかっていることで騎手が手綱を引っ張り気味になり、自然とアタマが上がる体勢になるので悪い馬場を気にすることなく走れるわけです。
直線に向くと手応えどおりの伸びを見せ、残り200mでは先頭に立ち後ろからの猛追をしのいでゴール。500万下から怒涛の4連勝で重賞制覇です。父はディープインパクト、母は牡馬に混じり短距離路線で大活躍しGⅠも制している名牝フラワーパークと超のつく良血。この両親というだけで凄い脚をもっているのがわかります。1年7ヶ月の長期休養から復帰した秋以降はまさに才能開花の快進撃で、それまで大事に見守り気長に待ち続けた陣営の努力に頭が下がる思いです。6歳ですが馬がまだまだ若く、これからも活躍してくれることでしょう。



大西直宏が出演している媒体

日刊スポーツ

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