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2015年2月 4日 (水)

緩みない流れに決め手が光ったフェブラリーS前哨戦

今年最初のGⅠレース・フェブラリーSを2月22日にひかえ東京競馬場で先週、第29回根岸ステークスが行われました。1着馬にフェブラリーS優先出走権が与えられるこのレースにはダート重賞でお馴染みのベテランが多く揃いましたが、最も話題となったのは何といっても皐月賞馬ロゴタイプのダート初参戦。さすがに実績がないため1番人気とはいかないものの期待と関心が集まり最終的に3番人気に支持され、僕も500キロの逞しい馬体からダートも問題なくこなしてくれるだろうと思っていました。
レースは1番枠ということもあって、あまり下げたポジションだと砂をかぶるため、馬のやる気を削がないよう鞍上のCデムーロ騎手はスタートから“出して(軽く弾みをつけて)”いき、好位を取りに向かったのでしょう。パワーもあり前さばきも良く、走りを見るかぎりダート適性はあるようで、実際、直線半ばあたりで先頭に立つ勢いで見せ場は十分につくりました。結果は8着でしたがレース内容は良かったと思います。ただ、やはり芝の方が合うとのことで次走は中山記念を予定。最近とても調子が良いようなのでGⅠ馬らしい力強い走りが見られそうですね。

2着のワイドバッハ
レース自体は馬場のわりにハイペースではなかったのですが緩みのない流れで、先行馬にとっては少し苦しいものとなり、その中でワイドバッハはいつものとおり後方からレースを進め、しっかりと脚をためていました。鞍上の武豊騎手いわく「追走に余裕がなく追い出してからの反応も鈍かった」とのこと、ワイドバッハは鋭い脚で突っ込んできており、現に上がりはメンバー最速34.7秒の脚を使っての2着ですから、見ているこちらとしては何ら問題ないどころか良いレースぶりとさえ思いますが、実際に騎乗している者にしかわからない感覚・手応えがありますから。武豊騎手としてはレースの流れ、そしてワイドバッハの力を考えてもキッチリ差しきる自信があったのでしょうが、思いのほか追走時に余裕がなかった=溜めているパワーが十分でなかったことに戸惑いを覚えたようなコメントです。それだけこの馬の力を信じているともいえます。
次走予定のフェブラリーSには、東海Sで武豊騎手が騎乗し楽勝したコパノリッキーも有力馬として出走。コパノリッキーとワイドバッハともに鞍上は未定とのことですが、この2頭は脚質がまるで違うタイプで単純な強さの比較はできず、またそれぞれ違う魅力がある馬なので武豊騎手は悩むでしょうね。どちらにせよ彼らしい頭と技を存分に活かした騎乗で好結果を出してほしいと思います。

この根岸Sはエアハリファが優勝し1番人気の期待に応えました。
レース運びとしては位置取りが少し後ろ過ぎた印象で、直線入り口までその場所でじっと我慢し、そこから鋭く追い上げてきたものの馬群が密集して窮屈なポジションに。それでもそこを突き抜けてくるのだから凄い勝負根性です。きっと今は身体的にはもちろんのこと、精神的にも充実しているのでしょう。この好調さが維持されればフェブラリーSでも有力馬の1頭として期待できそうです。



大西直宏が出演している媒体

日刊スポーツ

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