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2014年12月10日 (水)

並ぶとしぶといホッコータルマエを導いた好騎乗

先週は中京競馬場で第15回チャンピオンズカップが行われました。
このレース名での実施は初めてでもジャパンカップダートから続けてカウントするので当然なのですが、どうしても第15回というところに違和感がありますね。
ダートのGⅠレースが新設されるということで(たまたま乗せてもらえる馬がいたのもあり)当日を楽しみに迎えた第1回ジャパンカップダート。それから14年が経過し、すっかりレースが定着した今となっては、慣れ親しんだレース名が変わることに少々戸惑いも感じますが、月日を重ねることで朝日杯FSや阪神JFなどのように馴染んでゆくのでしょう。
さてその記念すべきチャンピオンズカップはコパノリッキーが1番人気に支持されました。今年のフェブラリーSを最低人気で勝つと、その後も地方で行われるかしわ記念・帝王賞・JBCクラシックの統一JpnⅠレースに出走し2勝2着1回の快進撃。そのいずれも強さが際立つ内容で、持ち前のスピードを生かしダート界トップレベルの馬たちを圧倒する走りを見るとフェブラリーSの勝利は実力だったと認めるほかありません。
戦法としては逃げまたは好位、いつでも抜け出せるポジションをキープし好成績をあげてきたコパノリッキー。今回もメンバー的に先頭または2番手につくだろうと読んでいましたが、なんとスタートは馬の身体が伸び上がるような形で出てしまい、そのために行き脚がつかず後方グループになりました。あれでは真の力を出せるはずもなく、終始中団から後方のままレースが終わってしまいました。力不足で敗れたわけではないので評価は変わらず、次走も人気になるでしょうがやはり外せない馬です。

優勝したのは2番人気馬ホッコータルマエ。鞍上は幸騎手。
この馬は後ろから一気に抜かれると弱さを見せ、そして1頭になると気を抜くという面倒なタイプですが、並んだままならかなりしぶといという長所があります。レースはコパノリッキーの代わりに逃げたクリノスターオーがスローペースで進め、好位グループ勢にとって有利な展開となり、ここが幸騎手の上手いところですが、ホッコータルマエをその逃げたクリノスターオーの2番手にぴたりとつけて、いつでも動き出せるような位置取りをしました。直線までクリノスターオーが引っ張ってくれたおかげで目標として後ろをついて行けたし、先頭に立った後は3着馬のローマンレジェンドが追い込んで馬体を併せるところまで来てくれたために馬が気を抜くことなく最後まで踏ん張れました。戦績からもわかるとおりその強さは誰もが認めるものでしたが、やはり陣営にとって今回のJRA・GⅠを勝ったことは大きく、ダートチャンピオンとしての自信・誇りが揺るぎ無いものになったのではないでしょうか。
7番人気ながら注目していたクリノスターオーはマイペースの逃げが叶い、自分の競馬はできたようです。このペースで粘りきれなかったのは、出走メンバーを考えると仕方がないかもしれません。
あと期待していたのがローマンレジェンド。レースは勝ち馬をマークする形の、この馬にとって理想的な流れになりました。鞍上の岩田騎手はスローペースを見越して3・4コーナーで外に持ち出し早めに仕掛けていきましたが、この思い切った判断があったから3着に好走することができたのだと思います。最後に脚が上がってしまったものの見せ場は十分で、岩田騎手の好騎乗が印象的でした。

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