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2014年11月19日 (水)

馬の持ち味を上手く引き出した川田騎手の騎乗

京都競馬場で先週、第39回エリザベス女王杯が行われました。
優勝は昨年のこのレース2着馬ラキシス。重賞未勝利馬がまたもGⅠ制覇を成し遂げました。
ペースはスローに流れましたがラキシスは慌てず焦らず中団でじっくりと追走、上がりの瞬発力勝負になった直線でそれまで温存していた脚をフルに使い、先頭をいく1番人気馬ヌーヴォレコルトを差し切りました。通ったコースがとても良く、鞍上・川田騎手が馬の持ち味を上手く引き出す騎乗をしてくれました。おかげで最後まで気を抜かずよく伸びる脚を使うことができました。重賞未勝利とはいえ、牡馬と互角に戦い重賞でも好成績をあげてきた馬。春のヴィクトリアマイルは大敗したものの2000m以上のレースでの安定感はかなりのもので、力を出し切ることさえできればGⅠを勝って当然ともいえます。このエリザベス女王杯は勝つべくして勝ったという感じですね。
1番人気に支持され多くのファンの期待を背負った3歳馬ヌーヴォレコルトは、秋華賞に続きまたもやクビ差に泣く2着。ただその走りは十分に期待に応えてくれる素晴らしいもので、岩田騎手もパーフェクトといえる騎乗をしました。勝った馬を褒める以外ありません。
レースは前走の秋華賞よりも少し前の位置につけて流れに乗り、徹底して内を回るロスのない競馬をしました。直線に向くと先頭に立ち、そのまま押し切るかと思われましたが最後にかわされ惜敗。申し分のない騎乗だと思いますが、あえて敗因をあげるなら、抜け出すのがほんの少しだけ早すぎたこと、それと開催が進んで馬場の内側が外に比べ荒れていたことくらいでしょうか。しかしこれも結果を受けて無理に挙げただけの話で、内容は強い馬が強さを見せる素晴らしいもの。前走と同じく勝ちに等しいレースだったと思います。
牝馬3冠レース全てに出走するだけでも大変なことですが、その結果が3・1・2着というのは本当に凄い。ハープスターという大物もいますが、安定してこれだけの成績をおさめ、中心となって今年の3歳牝馬戦線を盛り上げてくれたヌーヴォレコルトは間違いなく世代を代表する馬です。
注目馬の1頭メイショウマンボは12着大敗。
3・4番手の好位を取りにいき、ペースもこの馬向きだったにも関わらず追ってから伸びる脚が全くありませんでした。調子が悪いのか、または精神面の問題かいずれにせよ牝馬限定戦でここまで負けてしまう馬とは思えないのですが、立ち直るのは容易ではなさそうです。
復活を期待しています。
秋華賞馬ショウナンパンドラは3番人気で6着に敗れましたが、今回は6枠12番と外寄りの枠で前走(3枠6番)のように上手く内を追走することができなかったので仕方がない。外を回らされたことで脚が溜まらず、秋華賞のような伸びはなく初めて掲示板を外す結果となってしまいました。それでもこういう堅実な走りをしてくれる馬は地力が高いということで、流れや位置取りによってハマると好結果を生み出します。長く応援していきたい馬の1頭ですね。

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