« 2014年8月 | トップページ | 2014年10月 »

2014年9月

2014年9月28日 (日)

10月4・5日の注目馬情報

注目ランクMM
高柳 厩舎
エトルアンフルール
※新潟7-12R・3歳上500万下・ダ1200mに出走予定

久々を好走して降級2戦目の前走、鞍上田辺騎手も早くから騎乗以来を受けており、『決めたい』と意気込み十分だったが、大きく失速してしまいまさかの10着惨敗。「好走した反動があったのでしょうか?あんな馬ではないハズです。今回は時間をかけてジックリと立て直しました。現級勝ちの力があるし、体調さえ整えば巻き返せる馬ですからね」と反撃態勢の厩舎サイド。

注目ランクB
手塚 厩舎
サフィロス
※新潟7-9R・カンナS・芝1200mに出走予定

2戦目の前走で破格の決め脚を披露したこの馬。姉ローガンサファイアも切れ味鋭い末脚が身上の馬だが、この馬も同様に短距離の差し馬として出世が見込めそうだ。この中間は実戦でも手綱を取る三浦皇成騎手が追い切りに騎乗、その乗り味を絶賛していたとも聞いている。連勝に期待。

注目ランクMM
南井 厩舎
メイショウスミトモ
※阪神8-12R・3歳上1000万下・ダ1800mに出走予定

当初の予定は先週の柏崎特別だったそうだが、節の関係で入れず。鞍上の古川はこの馬のために新潟行きを決めていたらしく、かなり残念がっていたそうだ。「1週スライドするけどイイと思うよ。何とかせなアカン」と、仕切り直して勝たせるべく、力が入っていたという話。上がりが掛かる競馬になれば、パワフルな末脚を見せてくれるだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年9月24日 (水)

折り合いを欠きながら力の差見せたイスラボニータ

菊花賞のトライアルレース、第68回セントライト記念が先週新潟競馬場で行われました。
この日の新潟競馬場は同日の阪神競馬よりも多い約2万4000人もの観衆が訪れ、新潟では普段観ることのできない菊花賞に直結するこのレースを楽しみました。行楽日和の好天に恵まれたこと、勝ったワンアンドオンリー以外の今年のダービー2~6着馬が集まる豪華な出走メンバーだったこと、そして多くの人に行ってみたいと思わせるイベント開催など様々な条件が重なり、前年同レースと比べ売上も大幅に上回ったそうです。ローカルと呼ばれる競馬場でも、ハイレベルなレースや魅力的なイベントにより地元の人を多数呼び込んで盛り上がることができるという好例ですね。
さてその注目レース、セントライト記念は、単勝1.4倍の断トツ人気を集めた皐月賞馬イスラボニータがこの期待に応え、見事1着でゴールを駆け抜けました。
鞍上の蛯名騎手は2番人気トゥザワールドを相手と決めて、この馬の後ろの位置がほしいと考えていたそうで、レースではその通りの理想的なポジションが取れました。ただ休み明けが影響したのでしょうか、2コーナーを回るあたりまでかなり馬がかかっていました。蛯名騎手は折り合いをつけるのに苦労していたようでしたが、それでも向正面に入ってからは折り合って、その後は流れに乗りゆったりと馬を走らせていました。
前半にあれだけかかると最後の伸びを欠いてしまうものですが、力で押し切ったのはさすがというほかなく、G1ホースの底力をあらためて実感するレースでした。

2着は2番人気トゥザワールド
皐月賞馬と皐月賞2着のこの馬とのマッチレースに、競馬場は多いに盛り上がりました。
外枠から余裕をもって3番手につけ、折り合いもピタリとはまる正攻法のレース内容は文句なし。最後もしぶとく脚を使っていました。勝ったイスラボニータに押し切られたものの、休み明けにしては気負いがなく上手いレース運びは大物感たっぷりで、決め手はともかく長距離になれば十分に優勝まで狙えると思わせる内容でした。
勝ち馬イスラボニータもそうですが、夏からの開催で芝が荒れてきた新潟競馬場で最後にあれだけ伸びてくるのだから、この2頭は本当に力がありますね。もしも例年通り開幕間もない中山競馬場のパンパンの良馬場でのレースだったとしても、ペースや展開など内容はだいぶ違うでしょうが(着順はどちらが上になるかはともかく)1・2着はやはりこの2頭で決まっていたのではないでしょうか。それほど今回は1・2着馬が抜けていました。
他にも馬場やペースが違えば好走するであろう馬が複数いますが、何にせよ春のクラシック戦線で中心となった馬たちが夏を順調に越せて好スタートを切り、関係者のみならず競馬ファンにとってもとても喜ばしいことです。
イスラボニータの最大の強敵であるダービー馬ワンアンドオンリーは神戸新聞杯に出走を予定しており、このライバルがどんなレースをするのか今から楽しみです。
ワンアンドオンリーとイスラボニータ、どちらがより距離適性を持つかという点では、ワンアンドオンリーをあげる人がほとんどでしょう。その理由としては血統面が大きく、フジキセキ産駒であるイスラボニータでは3000mは脚がもたないのではないかと考えられています。しかしこの血統の壁を越えるかもしれないという期待も競馬の面白さ。蛯名騎手が3000mの菊花賞でどのようにイスラボニータを導くのか、そこが見どころの1つです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年9月21日 (日)

9月27・28日の注目馬情報

注目ランクB
中内田 厩舎
ピンストライプ
※阪神5-2R・2歳未勝利・芝1800m外に出走予定

デビュー戦からイイ話を聞いていた馬だが、そのレースで3着した後、疲れが出たてしまいひと息入れることに。一時は心配されたのだが、戻ってきてからの動きが良く、稽古に跨った川田も「すぐに勝ちますよ!」と手応えを掴んでいたそうだ。厩舎の期待も大きい馬と聞いており、2戦目でスッキリ勝ち上がってくれそうだ。

注目ランクB
鹿戸雄 厩舎
シンキングロージス
※新潟5-2R・2歳未勝利・芝1600mに出走予定

出たトコ勝ちを狙っていた前走の札幌戦、超スローペースでも折り合ってハナに立ち、逃げ込みを狙うところだったが、勝ち馬の決め手に屈してしまい2着。「力は出せましたが勝った馬が強すぎました」と鞍上三浦も初戦は完敗を認めていた。その後、美浦に戻って再調整。「格上馬との併せ馬でも互角に動いているし、改めて走るなと思いました。前走も函館から札幌の移動を経験しているし、2戦目で決めたいですね」と陣営。

注目ランクB
国枝 厩舎
バーディーイーグル
※新潟5-7R・3歳上500万下・ダ1800mに出走予定

降級してから2戦、連続2着と苦杯を舐めているが、ともに相手が悪かっただけであり、この馬も強い競馬はしている。その後は休養を挟んで立て直し。戻ってきてからの本数が少し少なくも見えるが、相変わらず馬体の良さは目を引いており、いつまでも500万にいる馬ではない。距離延長も問題なし。キッチリ決めてくれるだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年9月17日 (水)

負けてなお強さ際立つハクサンムーン

10月はじめのGⅠレース・スプリンターズSの前哨戦である第28回セントウルSが先週、阪神競馬場で行われました。
1番人気は戸崎騎手を鞍上に迎えたハクサンムーン。昨年のセントウルSを含め重賞3勝、GⅠでも好走するなど出走メンバー中で1番の実績があり、当然の1番人気です。
最近はスタートがあまり良いとはいえず今回も半馬身ほど立ち遅れてしまいましたが、それでも外から他馬にかぶされるおそれがない大外枠だったのが幸いし、徐々に上がっていくと2番手につけて追走することができました。並みの馬であれば、おっつけて上がっていったために前半で脚を使ってしまう状況になってしまいそうですが、地力の違うハクサンムーンにとっては全く問題ない展開です。
最後は直線で勝ち馬と叩き合いの末、1馬身1/4の差をつけられ2着に惜敗しましたが悲観する内容ではなく、勝ち馬に抜かされても気持ちが折れることなく離されずについていき3着以下を突き放した勝負根性からも、むしろ今回のレースはハクサンムーンの強さを際立たせるものだったと思います。管理調教師の「次走のGⅠレースではちょうど良くなるでしょう」との言葉通り、次に出走するときには休み明けを1度叩いたことで増えた馬体重が戻り、馬の体調も気持ちも全体的に今回よりも素晴らしい状態に仕上がっているのではないでしょうか。
ただスタートが現状のままでは、枠番が内側~真ん中に入ったとき、今回のように他馬の動きに左右されないスムーズなレース運びができるかどうか。相手も力のある馬ばかりが揃うGⅠレースで馬群にもまれる競馬をした場合には少し厳しいのではないでしょうか。
次走はスタートをきっちり決め、GⅠの大舞台で悔いのない最高のレースができたといえるよう願っています。

優勝は4番人気リトルゲルダ。前走の北九州記念で初の重賞勝ちを果たすと、勢そのままにこのG2セントウルSも制しました。
最内1番枠から好スタートを決めて行く馬を先に行かせると、その後はインで脚をためながら流れに乗ってレースを進める丸田騎手の好騎乗が光りました。直線に入る前に外に持ち出していったときも、後続馬を邪魔するような動きがないとても自然で上手いコース取りで、勝つべくして勝ったといえるレースぶり。馬が気分良く走ることができたおかげで力が十分に発揮されました。今まさに絶好調のリトルゲルダ、次走スプリンターズSでも好走が期待されますね。

10番人気ながら注目していたアンバルブライベンですが12着に敗れました。
開幕週で馬場状態が良ければ前残りになると考えたためで、実際にレースはアンバルブライベンが逃げてハクサンムーンが2番手につけるという予想通りの展開になりました。1番人気馬が2番手につけた場合、このハクサンムーンが動き出さない限り、警戒し様子をうかがっている後続馬は仕掛けることができません。そしてハクサンムーンに乗る戸崎騎手も後ろの馬の動きの方に意識が向くでしょうから、逃げるアンバルブライベンはノーマークで楽々進んでいってゴールまで残れるかもしれないと思いました。ところがペースが意外と速く、1・2着馬が並びかけてきて気持ちが途切れたせいか単にバテてしまったのかはわかりませんが早々と失速してしまいました。前半のラップが思ったよりも速かったのが影響したのだと思います。もう少し緩いペースで行けたら結果は違ったかもしれません。
競馬であっといわせるような結果を出すのがこういうタイプの馬なので、ペースによっては侮れないと考えています。追いかけても面白いと思うのですがどうでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年9月14日 (日)

9月20・21日の注目馬情報

注目ランクB
小笠 厩舎
ジーニマジック
※新潟3-10R・初風特別・芝1200mに出走予定

人気を裏切った前走だが、内で進路を失くしてしまい、追い出しが大幅に遅れるロスがあってのもの。「これは参考外」とレース直後から言われており、現状、絶好の距離である1200mへの距離短縮も含めて要注目。前走着順だけで人気が落ちるようなら、馬券的にも面白い。

注目ランクMM
小西 厩舎
アルファアリエス
※新潟4-9R・咲花特別・ダ1800mに出走予定

抑え切れないくらいの手応えで4角を回り、直線も楽々と抜け出す完勝劇。一言、クラス違いの力を見せ付けた前走。鞍上も「今日のような形がベスト」と、力を引き出せる最善の策を見出したことに満足していたそうだ。ここ昇級となるが、前走くらい走ればイキナリ通用しても不思議はない。

注目ランクB
尾形幸 厩舎
サノイチ
※新潟3-9R・鳥屋野特別・ダ1200mに出走予定

戦前は「ベストは1400m。もう少し距離が欲しい」と話していたのだが、終わってみれば番手追走から楽々抜け出す強い内容での勝利。500万では力が違ったということもあるだろうが、馬自身に自在性が出てきたことが大きい。「あの勝ちっぷりなら昇級でも」と、楽しみな一戦になりそうだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年9月10日 (水)

あらためて問いたい制裁の可否

先週はサマー2000シリーズ最終戦、第50回新潟記念が行われました。今年は9月の中山開催分があるため新潟競馬はあと約1ヶ月続きますが、最近の早朝の肌を刺すような冷たい空気に夏の名残をあまり感じられないせいか、気分はすっかり秋モードに突入です。

今年の夏競馬を締めくくるレース新潟記念、優勝したのは1番人気マーティンボロでした。
荒れるので有名な新潟記念で1番人気馬が勝つのは久しぶり。これは、ハンデ戦のため実績・実力がある馬は負担重量が大きく、しかしそれでもなおトップハンデまたはそれに近い馬が人気を集めやすい傾向にあり、もちろん2000年ダイワテキサスのようにトップハンデ59キロながら1番人気の期待に応え優勝することはありますが、やはり斤量に泣くケースが多いからでしょう。今年はトップハンデ57.5キロを背負った3頭がいずれも4番人気以下ということからも特に抜けた存在がなく、何が勝ってもおかしくない状況でした。でもなぜか混戦模様のときに限って順当に人気馬同士の決着というのもよくある話ですね。
マーティンボロは中団の位置取りで馬群の中でレースを進め、直線に入って外に持ち出そうとするものの進路が無く、やむを得ず内に切り替えて強引に前をこじ開けると、残り1ハロンは父ディープインパクト譲りのさすがと思わせる伸び脚を見せてくれました。休み明けの前走・小倉記念でも良い内容で2着と充実一途の現在、とても楽しみな1頭です。

このレースでは、マーティンボロの鞍上・ローウィラー騎手が進路妨害をして9月13日から開催8日間の騎乗停止を受けました。以前は進路妨害により騎手が騎乗停止になった場合は降着や失格を伴いましたが、現在はほぼ着順に変更はなく制裁は騎手のみ受けています。最近の制裁の中では8日間の騎乗停止はかなり重く、それだけ他馬へ与えた影響が大きいことを意味しますが、9月14日までの短期免許しかないローウィラー騎手にとってこれがどれほどの罰となるのでしょう。
改正以前は、進路妨害で降着になると賞金は当然その分だけ下がり、騎乗停止になれば騎乗機会と信頼が失われてリーディング上位以外の騎手にしてみたら死活問題、何より馬主や厩舎関係者、応援してくれるファンに多大な迷惑をかけることになるので二度としないように次から気をつけて騎乗しました。また自分の騎乗馬だけでなく被害馬の関係者に対しても、馬のリズムが乱れて調子を崩してしまったり精神的なものが後々のレースに影響したりと大変な迷惑をかけますが、降着という形でどうにか納得してもらえたのではないでしょうか。今は、降着ではなく自分が騎乗停止になることで済むなら騎乗した馬の関係者に迷惑がかからないので少し気が楽な部分があり、それはそれで騎手にも関係者にも良いことなのですが、絶対に同じ過ちを繰り返さないよう必死になり騎乗技術を磨くことを怠り、なかなか技術の向上が見られない者も出てくるかもしれません。

騎手はレースに出るからには1着を目指します。自分の馬を勝たせるため、または最大のライバルとなる馬を封じ込めるために全力で騎乗に臨み、それで時には際どいプレーや激しい意見の衝突を生じますが、その駆け引きもハッキリとした意思表示もあくまでルール内のこと。競馬学校での厳しい訓練と実際の競馬で目にする先輩たちの高い技術や精神力を基にして育ったJRA騎手に、ラフプレーで勝って嬉しいと感じる者がいるとは思えません。だから日本競馬、中央競馬は甘いんだと言われてしまうかもしれませんが、この日本で行われるJRA主催の競馬では勝てば何をやってもよいという風潮は合わず、正々堂々・公明正大なレースが観られることを望む人がほとんどでしょう。
慎重に乗るのと、弱気・消極的な姿勢とは全く違うことを意識しつつ試行錯誤を繰り返すことで、いずれ決して越えてはならないラインや譲れない武器である自分だけの感性を身につけていきます。レースに出走する馬全てが力を発揮できるようフェアプレーを心がけ、大胆でいながら冷静で繊細な手綱さばきで勝利を目指す、そんな騎手たちの姿はじつに清々しく格好良いもの。そういう意識や誇りをもつ者によるレースが多く観られることを願っています。

| | トラックバック (0)

2014年9月 7日 (日)

9月13・14日の注目馬情報

注目ランクB
相沢 厩舎
バロネット
※新潟2-5R・2歳新馬・芝1800mに出走予定

ナカヤマナイトの下ということもあって、早い時期から力を発揮できる血統。その通り、入厩当初から目を引く動きを見せており、厩舎サイドも『イキナリから!』と色気を持って使ってくるそうだ。兄が果せなかったクラシックへ向け、好発進を切りたいところだろう。

注目ランクMM
中内田 厩舎
キクノラフィカ
※阪神2-9R・夙川特別・ダ1200mに出走予定

前走後、2度の除外を食ってしまい出走が延びているのだが、「むしろ体調が良くなっている。一番いい状態で出せるかもしれませんね」と、厩舎サイドからは感触のイイ話が聞こえてきている。既にクラスのメドが立っていることは明らかであり、イキナリから好勝負してもおかしくないだろう。

注目ランクB
音無 厩舎
グレナディアーズ
※阪神1-9R・鳥取特別・ダ2000mに出走予定

またしても狙いの重賞を除外になり、渋々古馬相手の小倉戦を使った前走。圧倒的人気に推されたものの、そもそも小回り向きのタイプではなく、勝負仕上げを空振りした後、やはり分の悪い戦いだった。その後はこのレースを目標に調整、巻き返しに燃えているという話。まだ先のある素質馬だけに、今回はスッキリ決めてもらいたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年9月 3日 (水)

鋭い感性と度胸で勝負を賭けた三浦騎手

先週の札幌メインはサマースプリントシリーズ第5戦、第9回キーンランドカップ。
レースは2012年の2歳女王ローブティサージュが阪神JF以来の重賞2勝目を挙げましたが、じつは僕は戦前、ローブティサージュが連に絡むのは難しいと予想していました。
なぜなら前走の函館スプリントSでは2着と確かに好走したものの、展開に恵まれた結果だというイメージがどうしても拭えず、まだ完全復調とはいえないのではないかと判断してしまったからです。
ところがそれを裏切る見事な走り。これはもう素直に勝った馬を称えるほかありません。
競走馬として完成前の2歳時とはいえGⅠタイトルを取るからには素質の高さは疑いようがなく、あとは本来の力を発揮できるキッカケさえ掴めれば・・・という状態だったのでしょう。
そのキッカケというのが、今回のレースでの鞍上・三浦騎手の位置取りでした。
前走は、後方から進んだおかげで良い脚を使えた(=好走につながった)のだと僕は思っていましたが、実際に手綱を握った三浦騎手は全く違う考えで、もう少し前でレースを進めていたら勝ちまけになったはずと悔しい思いをしたようですね。今回のレースでは彼の思い通りの中団につけて追走、直線入り口で先頭の馬を射程圏内におさめて追い出すとグングンと伸びていき見事に前を捕らえました。
競馬で良い着順になると、騎手は次走も同じような乗り方をするものですが、三浦騎手はあえて変えてきました。前走で手応えを感じ、今回は勝負を賭けてきました。鋭い感性に度胸の良さ、それを生かせる騎乗技術の高さなど、彼の騎手としての力がローブティサージュの能力をうまく引き出し、今回の勝利を呼び込む大きな要因だったと思います。
2着レッドオーヴァル
3月の高松宮記念に参戦して以降1200m戦に転向、この夏も2度出走し好調そのものといったレースぶりで今回1番人気に推され期待を集めました。結果は2着に敗れたもののGⅠ桜花賞2着馬の底力を見せ、ワンツーを決めた4歳牝馬の頑張りが印象的なレースでした。
枠順は16頭立ての15番枠で、内に入ることができず外々を回らされる展開になり、それでも直線の脚は目を見張るような伸び。
1,2着馬ともにGⅠスプリンターズSを見据えての今回の走り、内容がとても良いですね。
今年は直線の長い新潟競馬場で行われるため札幌や中山などとは違う乗り方を強いられることになるでしょうが、距離や脚質など全く問題なし、世代トップの能力を持っているこの両馬は決して恥ずかしいレースはしないと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年8月 | トップページ | 2014年10月 »