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2014年6月18日 (水)

府中で開花したディサイファの能力と勝負根性

5週連続で行われたGⅠレースも前週の安田記念で区切りをつけ、日本ダービーから2週間が過ぎた現在、来年のダービーをめざして2歳戦が始まっています。昔から競馬に携わる人間にとっては1年が新たにスタートする感覚なので気分もまた新鮮です。
先週は東京競馬場で第31回エプソムカップが行われました。
優勝したのは2番人気ディサイファ
もともと高い能力が期待される良血ですが、昨年5月以降の好走であっという間にオープン入りを果たすとファンはさらに増えてレースでの人気も高まり、昨年秋の福島記念では始めての重賞挑戦ながら1番人気に支持されるほどでした。このときは僕も重賞初勝利が叶うだろうと思っていましたが、小回りの福島競馬場が合わなかったようで脚を余してしまう負け方でした。決して力不足による敗戦ではなく、府中のように広く直線の長いコースでは力を出し切れると考えてチャンスを待っていたところ今回は条件がピッタリで、好勝負になると期待していました。
ディープインパクト産駒は主に、父譲りのキレのある脚を使う馬が目立ちますが、ディサイファはキレというよりも長く良い脚を使えるのが長所なので府中の直線には最適です。
レースは1枠1番からのスタートで、インの中団でじっと我慢しつつ進めました。
長く続いた開催により内側の馬場状態は悪く、鞍上の四位騎手が「ノメってしまい、はみをしっかりかけていないと脚をとられてしまう馬場」と話していましたが、その内側を通り勝ってしまうのだから、パワーとスピードの両方を兼ね備えているのでしょう。
直線は馬場の良いところまで出し、先頭に立つマイネルラクリマに馬体を併せて競り落としました。この勝負根性も素晴らしく、能力の高さがうかがえるレースぶりでした。
四位騎手は昨年7月プロキオンS以来、約1年ぶりの重賞勝利。
最近の関東のベテラン騎手の活躍はもちろん嬉しいのですが、個人的には四位騎手の騎乗フォームが1番というくらい大好きなので、こうして重賞で勝ちメディアで姿を見るとつい喜んでしまいます。これからも長く活躍してほしい騎手の1人です。

1番人気で6着に敗れたマジェスティハーツは最後方からのレース。
ハーツクライ産駒で鞍上が横山典騎手とくれば今年の日本ダービーが記憶に新しく、今回も横山典騎手の鮮やかな手綱さばきによる勝利が見られるのではと考えていましたが最後方から内々を回り、直線も馬場の悪い内を突くレース運び。上がり時計は最速の33.6秒だったものの、やはりポジションが悪すぎた印象です。馬の精神状態やレースの流れ・展開というものがあるので思い通りの競馬ができないのは承知していますが、それでもどうにか中団につけて直線で外に出していたら、良い勝負ができていたのではないかと少々残念でした。今回に限っては、いつも冷静で的確な判断をし巧さを感じさせる騎乗をする彼らしくない乗り方だったように思います。

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