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2014年3月

2014年3月30日 (日)

4月5・6日の注目馬情報

注目ランクB
田中章 厩舎
ギリサントポケサン
※阪神4-7R・4歳上500万下・芝1800m外に出走予定

次週は7頭程度の出走を予定している厩舎にあって、「オススメはコレだよ」と盛り上がっているのがこの馬。前走は長期休養明けで好走したが、「反動どころか馬がグングン良くなっている」と元乗り役の助手も絶賛しているそうだ。「オープン、というとおこがましいけど、1600万くらいでも走れる馬だよ」と、能力的にもこのクラスは通過点にできると見立てているとのこと。

注目ランクB
中川 厩舎
ゴールドアクター
※中山3-9R・山吹賞・芝2200mに出走予定

2走前の未勝利勝ち時にヤリ話をお伝えしたこの馬。続く昇級戦では14番人気と低評価だったが、やはり陣営は「足りる。楽しみ」と前向きな話をしていたという裏話がある。人気になりにくいタイプだが能力は確かであり、前走の走りもフロックに非ず。未勝利勝ちの舞台に戻ればさらにイイ走りが期待できるというものだ。

注目ランクB
池江寿 厩舎
コルサーレ
※阪神3-9R・アザレア賞・芝2400m外に出走予定

前走が今までの鬱憤を晴らすような勝ちっぷり。「コレはまだまだ良くなります」と、騎乗した菱田も確かな将来性を認めていたらしい。厩舎サイドの期待も小さくない馬で、広い阪神替わりも歓迎材料という見立て。「疲れもないし、続戦で連勝を狙います」と、意気込み十分で臨む一戦だ。

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2014年3月26日 (水)

出遅れにも臆さず早めに動いて勝った

先週土曜日は阪神競馬場で若葉ステークス、日曜日の中山競馬場では第63回スプリングステークスが行われ皐月賞トライアルレースの全てが終了しました。現在、各陣営では馬の疲労回復・体調維持に努め、4月20日の皐月賞当日には万全の状態で臨めるように管理について練っているところでしょう。
スプリングSは、本命として挙げた3番人気馬ロサギガンティアが優勝。馬のパワーもさることながら、鞍上のミルコ・デムーロ騎手の手綱さばきがじつに見事で思わず感嘆の声をあげてしまいました。
スタートで出遅れてしまったものの、2枠2番の内枠が利したのか離されるようなことにはならず無理なく追走、この時点で出遅れによるマイナスはすでになく、その後ペースが落ち着いたところでスルスルと上がっていくと、早めに動き出してそのままゴールまで脚をもたせました。優勝請負人と言われるMデムーロ騎手ですが、日本人騎手とどこが違うのか、よくわかるレースだったと思います。
日本人騎手は、出遅れたらそのポジションでじっと我慢します。それが中団でも後方でもどの位置であろうとなるべく動かずにレースを進めて、できる限り脚を残して最後の伸びにつなげようという考えをもって騎乗しています。これは出遅れたからと早めに動いたことで結果バテてしまいゴールまでパワーを残せなかったら、1度抜き去った馬に抜き返されてしまうという騎手として最も恥ずかしい乗り方になるからですが、おっつけて馬に無駄な体力を使わせるくらいなら脚を確実にためておける乗り方を選ぶのは当然でしょう。
ところがMデムーロ騎手は今回に限らず、とにかく早めに動き始めることが多く、しかもゴールまできっちりともたせてしまいます。まるで、勝つために直線でいつ先頭に立てばよいかベストのタイミングがわかっているようです。騎乗馬のパワーを把握し、ここから動き出してもゴールまで脚が止まることはないと確信している堂々とした手綱さばき。経験による自信もあるでしょうが、それ以上に騎乗技術がかなり高くないと馬をあれだけ意のままに動かすことはできません。日本人騎手は絶対に真似ができない騎乗です。ゴールに向かい前へ前へと攻める姿勢や素晴らしい騎乗技術に、ただ肝が据わっているなどのレベルを超えてレースに対する意識が根本的に違うのだろうと思わされます。

1番人気馬の2歳王者アジアエクスプレス
この馬はパドックで周回するところを見てもいかにも走りそうな身体のつくりをしています。レースでは中団に位置し、直線で外に持ち出すとじわじわ伸びてゴール直前でさらに鋭い脚で迫ってきましたが2着まで。現在の中山芝コースの状態を考えれば上々の伸び脚です。敗れはしましたが内容的には申し分なく、昨年12月以来の実戦となる今回1度叩いたことにより皐月賞ではさらに良い状態で臨めるのではないでしょうか。
あと注目していたのは2番人気ベルキャニオンですが6着まで。
鞍上の福永騎手はレース後に「1コーナー過ぎから外に逃げてなかなか収まらなかった」と言っていました。レース中に馬が外へ逃げてしまうのは、おそらくどこか苦しいところがあるか口向きが良くないかのどちらかですが、これまで何レースも経験してちゃんと好走しているわけですから口向きが悪いとは考えにくく、今回は馬にとって何か苦しいことがあったのではないでしょうか。このようなタイプは原因をはっきりと突きとめることが難しく、次走以降もどうなるのか全く読めないのですが能力は高いので注目せずにはいられない1頭です。

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2014年3月23日 (日)

3月29・30日の注目馬情報

注目ランクMM
清水英 厩舎
フォースライト
※中京6-6R・4歳上500万下・ダ1400mに出走予定

前走の勝ち馬はその後、すぐに1000万クラスを卒業、2着馬も次走でこの条件を勝ち上がっている。要するにハイレベルな相手関係だったということ、この馬もクラス突破の順番待ちと言っていい。休み明けでやや本数不足にも映るがデキはイイとの報告で、一発目から勝ち負けの期待が掛かる。

注目ランクMM
高柳 厩舎
トルセドール
※中山1-6R・3歳500万下・芝1200mに出走予定

昇級を機に芝挑戦を決め、先週のファルコンSに投票したもののあえなく除外、自己条件のココにスライド出走となる。「まだマジメに走っていないところがあるので伸びしろは大きいと思います。芝の部分での走りは悪くないし、砂を被ると嫌がるところを見せるので歓迎かもしれません。先々を占う意味でもどんなレースをするのか楽しみです」と陣営。先物買いだが底を見せておらず、昇級緒戦が妙味あり。

注目ランクB
大久保龍 厩舎
ペンタトニック
※阪神1-5R・3歳未勝利・芝2400mに出走予定

もういい加減に未勝利は卒業しておきたいところ。奥手の血統だけに、現時点ではどうしても惜敗が多くなってしまうが、「こういうタイプは上のクラスに行ってもすぐ馬券になる」と既に言われており、その意味でも次走での初勝利は至上命題と言えるだろう。焦らず適条件に向けてキッチリ調整されており、陣営の決めたい意気込みが窺える。

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2014年3月19日 (水)

繊細な牝馬特有の難しさ

先週のメインレースは東西ともに牝馬の重賞で、中山競馬場では古馬牝馬のハンデ戦、第32回中山牝馬Sが行われました。
このレースで僕が1番手に挙げたのは5番人気馬ノーブルジュエリーです。
これまで1400m、1600mで好成績をあげてきた馬で、多少は距離に不安がありましたが、充実の6歳を迎え、良い意味でのズブさが出てきてくれれば折り合いはさほど難しくならず距離は問題ないだろうと考えました。ところがやはり気性的なものなのか、向正面で折り合いを欠いているシーンがあり、鞍上・小牧騎手の苦労している姿が見られました。
位置取りは中団のやや後ろ。勝ち馬フーラブライドの内で隣に並び、マークしつつ進む感じで悪くないポジションでしたが、3コーナー手前あたりから勝ち馬がスッと上がってゆくところでペースが速くなり戸惑ってしまったのでしょうか、タイミングを逃したように離されしまい後方近くまで後退と、仕掛けどころでの反応がいまひとつでした。
手応えのわりに動きたいときに動けなかったりするなど、繊細な牝馬特有の難しさが出た内容でしたが、それでも直線の脚はよく伸びていて、1着馬から0.3秒差の5着は立派です。ただこのレースに限り、小牧騎手の手綱さばきにはいつもの冴えが感じられませんでした。
距離ロスがないよう心がけて騎乗することは騎手として当たり前ですが、その点にこだわりすぎたために馬のリズムを乱したようで、上がってゆくスペースを見つけられないまま4コーナーを回るところではほぼ最後方になっていました。そこから一気に伸びてきた脚を見たせいで少し勿体無い気分になるレースでした。

次に取り上げたのは2番人気エクセラントカーヴ。こちらもノーブルジュエリー同様に少し折り合いを欠いた様子で結果は9着に終わりました。3~4コーナーでノメってしまいバランスを崩したとのことですが、ただでさえ芝の生長が望めないこの時季は、良馬場発表とはいえ使いこんでボコボコになり力が要る馬場なので、このようなアクシデントも仕方ありません。小柄な牝馬には辛く不向きな馬場で本来の力が出し切れなかったようです。暖かくなり馬場状態が良くなればまた気持ち良い走りを見せてくれることと思います。
もう1頭の注目馬キャトルフィーユは、鞍上の後藤騎手が好位でレースを進めるソツのない騎乗をし2着同着の大健闘。勝ち馬との差は切れ味の僅かな違いでしょうか。後藤騎手はイメージ通りの競馬ができたとのこと、騎手は皆、頭の中でレースを組み立て、展開に応じてすぐに対処できるよう様々な状況を想定しますが実際には思ったようにはいかないのがほとんどなので、今回みたいに思い通りの騎乗は珍しく、とても喜ばしいことです。ただ、たとえ理想的な位置取り・ペースになり、馬が期待以上の脚を使ってくれたとしても勝てるとは限らず、逆にミスがあっても勝てる場合もあり、そこが競馬の難しいところですね。

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2014年3月16日 (日)

3月21・22・23日の注目馬情報

注目ランクB
鈴木伸 厩舎
ラヴィアンクレール
※中京4-12R・鈴鹿特別・ダ1400mに出走予定

詰めて使えるように、とにかく順調度がこれまでとは段違い。デビュー当初は「大きなところを獲れる」と言われていたほどの逸材であり、無事に来ている今なら1000万クラスは通過点にしなければならないところだろう。距離に関しても今回の方が向いている印象で、ここは久々の勝利が期待できる。

注目ランクMM
尾形幸 厩舎
サノイチ
※中山7-7R・3歳500万下・ダ1800mに出走予定

1400mに距離を延ばした前走は、折り合ってスムーズな競馬ができたもののゴール前で勝ち馬に交わされてしまい2着。ただ、3着以下には3馬身の決定的な差をつけていた。今回は距離が更に延長されて1800m。父サウスヴィグラス、半兄シゲルスダチという血統背景から距離克服が課題となりそうだが、今週の調教で抜群の動きを見せて目下絶好調。尾形和幸厩舎はこの週、2連勝中のカラダレジェンドがファルコンSに出走予定と有力馬が揃っており、この馬にも注目したい。

注目ランクB
大和田 厩舎
フルマークス
※中山7-4R・3歳新馬・ダ1800mに出走予定

いよいよ最終週となる今季の新馬戦。そこに登場するこの馬に注目したい。2月中旬から精力的に乗り込まれており、仕上がりには自信が持てるという話。能力的にも水準以上のモノがあるとのことで、「一発目から勝ち負けになる」と評判になっているようだ。

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2014年3月12日 (水)

川田騎手が乗り越えた騎手心理の難しさ

3月も半ばに入り春らしい陽気に包まれるこの時季、競馬の世界もクラシックシーズンの到来を感じさせるレースで熱気を帯びています。先週は中山競馬場で皐月賞トライアル・第51回弥生賞が行われ、単勝1.6倍の断然1番人気トゥザワールドが4連勝を飾り、クラシック戦線主役の座に名乗りをあげました。
スタート後は中団で追走、10番枠だったことから外めの位置でレースを進めました。これほど圧倒的な人気を背負ってしまうと、騎手としては、馬を内に入れたためにゴチャついて閉じ込められ進路をなくしたりと、コース取りによる不利を受ける事態だけは避けたいと考えています。ならばどうするか、当然、少々の距離ロスがあろうとも外を回る選択をします。
「もう少し流れてほしかったので前を突っついて(速めの流れをつくろうと動いていき)そこで一旦待った(抑えていようと考えた)けれど、思った以上に手応えが良かったため、そのまま馬の行く気に任せた」
レース後にトゥザワールド鞍上の川田騎手がそう話しましたが、いくら序盤で流れが遅いと感じたとしてもあれだけの人気馬に騎乗した騎手は、そうそう自分から動いて流れを速くしたりはしません。ほとんどが遅くてもその位置で我慢します。なぜなら余計なところで動けば余計な力を使い、最後の脚が鈍くなるからという単純な理由ですが、馬の力を出し切るのが仕事である騎手にとっては当たり前のことで、少しでも着順を上げるためにできるだけ馬に負担を与えないように乗ります。
自ら動いてレースをつくり勝つ。これは、まず馬に能力がないとできず、そして騎手の心理的にもとても難しいことですが、トゥザワールドと川田騎手はやってのけました。手応えが良すぎたために早めの仕掛けとなってしまい、もし2着馬にかわされていたら騎乗ミスになるところ。着差は僅かハナ差ですが、早仕掛けで脚を使いながらも最後まで耐え抜いて勝ちを譲らなかったレース内容を考えると、かなり力のある馬ですね。
川田騎手も、こう動かしたらこれだけハミを取る、どういう反応をしてどれだけの脚を使うなど収穫の多いレースだったはずです。1つのレースでこれだけ試すことができたのだから、皐月賞には自信をもって臨めるのではないでしょうか。

2着はワンアンドオンリー
道中はトゥザワールドを見る形で進め、そのマークに徹した乗り方がじつに横山典騎手らしく小気味よかったのですが、良い感じで追走しているように見えたのが3コーナー過ぎで怪しい手応えになりトゥザワールドと離されてしまいました。わざとワンテンポ遅らせて仕掛ける乗り方ではなかったと思うので、トゥザワールドが早めに動いたところでピタリとついていけたら結果は違っていたでしょうか。ただ直線の脚いろは鋭く、見る者に強い印象を残す鮮やかな走りでした。プラス10キロの馬体重は成長分でしょうが多少の重め残りもあって動きにくかったのかもしれません。皐月賞ではきっちり仕上げてくるでしょうからとても楽しみですね。
穴として面白いと思ったアズマシャトルは6着に終わりました。
勝ち馬とほぼ同じ位置取りでしたが、見た感じではまだ器用に使える脚がないのか、終始馬群に包まれていて力を出し切れなかったようでした。今回は13頭立てですが、皐月賞ではフルゲート18頭となり、さらに動きづらくなります。鞍上の松山騎手は一瞬の判断で悔やむことにならないためにもいっそう神経を遣ってしっかりとした騎乗をし、自信をもって大レースへと挑んでもらいたいものです。

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2014年3月 9日 (日)

3月15・16日の注目馬情報

注目ランクB
小笠 厩舎
ヴァルコイネン
※中山6-6R・3歳500万下・芝2000mに出走予定

休み明けの前走も陣営は狙っていたそうだが、直線でゴチャついてしまい進路を切り替えるロスが響いた悔しい敗戦。「ブツけられて怯むところもあった」と、力を出し切れなかったと見るべき一戦だった。「間違いなく走ってくる」とは当時の鞍上C.デムーロの言葉。先々まで注目できる好素材、まずは平場戦でキッチリ結果を出したい。

注目ランクMM
池上 厩舎
ダイワフェーム
※中山6-7R・3歳上500万下・芝1600mに出走予定

10番人気の前走、3着に入る激走を見せて3連単10万5350円的中の立役者になったこの馬。詰めて使えない体質の弱さがあり、それ以来、約2ヶ月ぶりの出走となる。「相変わらず前向きさに欠けるところはありますが、レースぶりには進境が見えました。あと1週で気持ちを乗せる様な調整をして前回以上の走りを期待します」と厩舎サイド。次のローテが計算できないだけに、毎回が出たトコの態勢だ。

注目ランクB
手塚 厩舎
フォーウイラー
※中山5-4R・3歳未勝利・ダ1200mに出走予定

休み明けの前走でヤリ話があったこの馬。惜しくも3着に敗れたものの、騎手、厩舎とも「能力はかなりのものがある」と評価する馬であり、未勝利脱出にそう時間は掛からないだろう。次走は中山ダ1200mだが、左回りだと若干モタれる面を見せているところから、右回りに替わってさらにパフォーマンスを上げる可能性がある。

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2014年3月 5日 (水)

持ち味を生かし難い馬場で光ったベテランの腕

小雨の中山競馬場で行われた第88回中山記念。
出走した15頭中、GⅠ馬を含む重賞勝利馬が14頭というじつに豪華なメンバー構成となったこのレースを制したのは昨年の秋の天皇賞馬ジャスタウェイでした。
手綱をとったのが今回初めてコンビを組む横山典騎手ということから、これまでとは違うジャスタウェイの走りを見せてくれるはずと確信していましたが、その期待通り、レースではいつもの差しではなく好位から進む彼らしい騎乗をしてくれました。
当日はやや重の発表とはいえ実際はボコボコとしてかなり悪く、重に近い馬場状態だったようで、馬が脚をかきこむたびに芝の塊が飛んでくるほどでした。ただでさえ直線が短く小回りの中山競馬場、さらにこのような馬場状態では、ジャスタウェイが得意としてきた長い直線での末脚勝負とは全く違い、持ち味である末脚が不発に終わる恐れがあります。ゆえに横山典騎手は好位にこだわって積極的にあのポジションを取りにいったのでしょう。ジャスタウェイは2番人気の高い支持を得ていましたが、横山典騎手は人気薄の馬に乗る場合でも度々このような騎乗で穴をあけることがありますね。レースを見ていて「うわ、本当に上手いな~」と思わず声を上げてしまうくらい憎らしい(素晴らしい)騎乗をします。とにかく好位を取るのが誰よりも上手いです。
騎手は誰もが前もって戦略を練り、そのとおりに乗りたいと強く思いながら臨むもののレースは生き物であり、なかなか理想的な展開になることがありませんが、それでも横山典騎手の場合、自分が思ったとおりに乗れる確率はかなり高いのではないでしょうか。もともとの頭の良さと経験によって磨かれるレース勘などに加え、確かな騎乗技術があるからこそ、これほど巧みに馬を操ることができるのでしょう。騎手としての感性・能力が非常に優れている彼がこういう乗り方で勝つのを見ると、とても楽しい気分になります。
2着に3馬身半差をつける圧勝劇は、確実に良い脚を使えるジャスタウェイの力もさることながら、ベテラン横山典騎手の腕あってのことと思わせるレースでした。

2着はアルキメデス
前走のGⅢ朝日チャレンジカップを4連勝で制し現在とても勢いがある馬ですが、GⅠ馬を含むすごいメンバーばかりが集まるこの中山記念ではどんなレースをするのか興味をもって見ました。レースは鞍上の岩田騎手がうまく内側に入れ、勝ち馬ジャスタウェイの後ろにポジションを取り追走。この岩田騎手のコース取りは好走に大きく貢献しましたが、やはり最後のひと伸びを見ると4連勝は伊達じゃありません。これだけ良い脚を持つ馬、今年はぜひ注目したい1頭です。
武豊騎手騎乗の1番人気馬トウケイヘイローは痛恨の出遅れが響き、6着敗退。
馬がゲート内で動き体勢が悪いときにスタートが切られたためにダッシュがつきませんでした。こうなると逃げ馬にとっては最悪のパターンで、持ち味を生かすことができずせっかくの高い能力も半減してしまいます。2コーナーを過ぎたあたりで外から先頭に立っていきましたが、そこまで上がるために普段とは違う力の使い方をしてリズムを崩しているので良い結果には結びつきません。今回は参考外。あらためて次走、トウケイヘイローの得意な形に持ち込み力を発揮できるようなレースになることを期待します。

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2014年3月 2日 (日)

3月8・9日の注目馬情報

注目ランクB
二ノ宮 厩舎
シャラク
※中山3-7R・3歳500万下・ダ1200mに出走予定

腰に弱いところがあって詰めて使うことはできないが、逆に出てくる以上は態勢が整ったということ。勝負の遠征を仕掛けてきた関西馬を返り討ちにしたように、秘める能力はかなりのもの。再び中山ダ1200m戦出走。連勝を飾る可能性も十分ある。

注目ランクB
田中剛 厩舎
ダイワジャスト
※中山4-6R・3歳未勝利・芝1600mに出走予定

「久々でも仕上がりは良いけどダート向きの感じがするんですよね。能力があるのでここで負けてもダートで狙いですよ」。前走時にそんな話があったが、結果はスムーズに2番手を追走して2着とイキナリ好結果を出した。「休んで成長していたし、今の未勝利では力が上ですね。当然上積みは大きいしチャンスでしょう」との事。今回は人気になりそうだがキッチリ応えてくれそうだ。仮に今回結果が出ずとも、ダート出走の折に倍返しが狙える。

注目ランクB
奥平 厩舎
ウインフェニックス
※中山3-9R・黄梅賞・芝1600mに出走予定

石橋脩がデビュー当初から評価している馬で、「この馬でクラシックを狙いたい」とまで言い切っていたそうだ。残念ながら惜敗が続き、その路線からは外れてしまった感はあるが、立て直して臨む今年緒戦。マイル戦も向いている印象で、イキナリから素質の違いを見せ付けたいところだろう。

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