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2014年2月19日 (水)

敗れても次も狙いたくなる魅力ある1頭

先週、先々週ともに週末は関東では珍しいほどの雪が降り、2週続けて東京競馬が延期となりました。今週の月・火に代替開催されましたが、レース出走馬の中には、降雪による交通事情で輸送時間が大幅に増加し輸送熱を出してしまったり、狙ったレースが延びたことで仕上がりに少し狂いが生じたりと、体調が万全ではない馬が少なくありませんでした。
月曜日に行われた第64回東京新聞杯でも、安田記念やヴィクトリアマイルなど春の大レースを目指して集まった実力馬たちのうち2頭が体調を崩し出走を取り消し、全14頭で行われました。
1番人気はコディーノ。僕も注目していた1頭です。3歳の昨年はクラシック戦線で人気を集め期待されながらも、年間を通じて好走にとどまりGⅠ勝利は果たせませんでした。
この馬のレースぶりから、中長距離よりもマイルが合うとずっと思っていました。
皐月賞・ダービーなどの走りを見るとレースセンスの良さや潜在能力の高さは十分に伝わってくるものの、道中は少し力んでいる雰囲気があり、その僅かな消耗が最後の伸びを欠く理由だったのではないでしょうか。距離が少しでも短縮されれば鞍上にとっては折り合いがついて乗りやすく、馬も楽にレースができるので、最後のゴール前でしっかりと伸びてきてくれるのではないかと考えていました。
そしてスタートが切られた東京新聞杯、中団からレースを進め、鞍上のリスポリ騎手との折り合いもついて良い流れにありましたが、降雪によりボコボコと荒れた馬場に脚を奪われてしまったのか、あるいはプラス8キロの馬体重が切れを鈍らせてしまったのか、残念ながらいまひとつハジけることなく4着に敗れました。なかなかハマる展開にならずもどかしい思いをしますが、それでも次走で狙いたくなる、そんな魅力のある馬ですよね。

優勝は8番人気のホエールキャプチャ
3年前の牝馬クラシック戦線では有力馬の1頭としてシーズンを盛り上げ、昨年も府中牝馬S勝利にGⅠヴィクトリアマイルでの連対など重賞で活躍しました。
レースでは中団に控え、直線で外に出すと一気に伸びて前をとらえ2着馬に1馬身差をつける完勝。ペースは平均的ですが、かなり力のいる重い馬場だったことから前半に無理をさせず体力を温存し、じっくりと脚をためられたのが勝因でしょう。牝馬にとって57キロの負担重量を背負うのは大変なことで、いくら力があろうとも関係者はそれほど自信があったわけではないでしょうが、この斤量も結果的には良かったのかもしれません。様々な条件を頭に入れて「馬に負担をかけないよう大事に乗ること」を第一に考え丁寧な騎乗をした蛯名騎手。ベテランらしい勝ち方が印象的なレースでした。

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