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2013年11月 6日 (水)

コース取りが勝敗に直結!

GⅠレースがお休みの先週、東京競馬場メインは第51回アルゼンチン共和国杯。このレースをステップにジャパンカップや有馬記念へと進む馬も多く出走してきます。
今年は7番人気アスカクリチャンが、昨年の七夕賞以来2つ目の重賞勝利を果たしました。
レースは平均的なペースで流れ、直線の瞬発力勝負になりました。アスカクリチャンは人気馬3頭を見る形で追走し、鞍上の戸崎騎手にとっては人気馬(評価が高い馬)が目の前にいることで目標にしやすくとても乗りやすい状況でした。直線に向くと、進路をとるとき僅かに窮屈そうな場面も見られましたが「内も外も変わらないと思っていた」とコメントしたように馬場状態を把握していた戸崎騎手がロスのない内に突っ込むのは当然で、見事イン突きが決まり抜け出したところでゴール。リスクを伴う乗り方ですが、こうして上手くハマり勝ってしまえばそれは大成功であり、騎手の好判断と言えます。
戸崎騎手はJRAに移籍後は毎週勝ち星を重ね、先週で36週連続勝利を達成しました。これは大変な記録で年間30勝に満たない多くの騎手からは羨ましい限りですが、たとえ年間100勝するほどの騎手であってもここまで連続して毎週勝利を挙げるのは難しいことです。
それだけ関係者に腕を信頼されているということでしょうが、彼の騎乗が勝利につながった今回の騎乗を見るとそれも納得です。
アスカクリチャンは重賞の常連らしい走りをいつも見せてくれますね。長期休養がなく出走を続けられるのは体調が安定している証拠で、特にこれまで中距離がメインだったこの馬が今回、東京2500Mでこのような勝ち方ができたことはとても大きな収穫です。今後GⅠレースに出走してきたら応援したい1頭です。

注目した4番人気アドマイヤラクティは中団よりやや後ろでレースを進め、直線では鋭い脚で迫るも2着に敗れました。ただ決して力負けではなく、勝ち馬とのコース取りの差が出た印象で、休み明けを叩かれて状態が上向きになっているのがわかる好走でした。このまま好調を維持してほしいと思います。

今回のアルゼンチン共和国杯で最も惜しい騎乗内容と感じたのは、5着に入ったホッコーブレーヴです。
大外18番枠からのスタートで終始後方の位置取りで追走、最後の直線で大外に出すと良い脚を使って伸びてきましたが届かず。重賞初挑戦ながら1着馬との着差が約3馬身、これは非常にもったいないレースぶりだと思いました。
後方で脚を溜める騎乗は作戦のうちでしょうが、一度も中に入る様子は見られず、枠順のまままるでセパレートコースを回っているかのよう。外が伸びる馬場であればともかく、そうでなければ内を突こうと試みなければなりません。どこかで中にもぐりこみ直線で内を突くなどし、それが出来ないのであればせめて間を割ってくるような、勝つために積極的な乗り方をしたほしいと思いました。よほど圧倒的なスタミナと伸び脚を持っていない限り、この内容で勝つのは難しいでしょう。
確かに大外枠からのレースは外を回らされるなど不利が多いです。けれどそんな状況からもいつの間にか内に入っているというレースをする騎手も少なくありません。三浦騎手にはそれくらいの技術・度胸は十分備わっているので、ぜひ次回はさらに良い結果となるよう頑張ってほしいものです。
ぐんぐんと力をつけ好走を続けているホッコーブレーヴの次走もとても楽しみです。

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