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2013年9月19日 (木)

色々な意味で楽しみになった本番。

大型台風襲来のため16日(月・祝日)の競馬が翌日に延期されたものの、無事、東西それぞれの競馬場で、最後の一冠をめざす3歳馬たちがレースを行うことができました。

阪神競馬場メインは、3着馬までが秋華賞優先出走権を得られるトライアル、第31回ローズステークス。1番人気は内田騎手騎乗のデニムアンドルビーです。
この馬はデビュー時から評価が高く、3戦目で初勝利を挙げて次走の重賞フローラSを制すとオークスでも1番人気に支持されましたが3着に敗れ、最後の一冠・秋華賞のタイトルは絶対に譲れない陣営にとっては、今回のローズSはとても大事な一戦でした。
当日の気配は抜群。プラス14キロの馬体重も成長によるもので、もちろん本番に向けて多少の余裕を残してはいますが太目感は全くなく、パドック周回での落ち着きを見ても状態の良さは際立っていました。順調に夏を越して充実の秋を迎えたことがわかります。
ただし、この日は台風の影響でかなり強い雨が降り、馬場状態は重の発表でした。
下(馬場)に戸惑ったのか風雨でやる気が削がれたのか、デニムアンドルビーはゲートが開いた後、前に進んでいこうとする様子が全然見られず位置取りは最後方から。もともと後ろから行く馬で道悪も苦にしないとはいえ、こういう雨で軟らかい走りにくい馬場では大抵が能力を出し切れずにレースを終えてしまいます。しかしこの馬は違いました。
直線に向き大外に出すと一完歩ごとに前との差を詰めていき、ゴール手前で先頭に立ち1着でゴールイン、とても強い内容です。
乗っていた騎手としては、スタートしてあの手応えでは一瞬の焦りと諦めの気持ちがわきますが、馬が行く気にならない以上あのポジションで我慢するしかありません。行かないからといって途中から徐々に上げていったり、早めに追い出したりしなかったのが良かったのかもしれません。最初から終いの脚に賭けてじっとしていた、あるいは仕掛けどころでも馬の反応が鈍かったのかは知りませんが、体力を消耗せずに進めて最後の最後に脚を爆発させた内田騎手の騎乗が結果的に勝利をよびました。
本当に強い馬だと思いますが、次走の秋華賞はこれまで経験したものとは全く違う京都内回り2000mが舞台となり、オークスの時もそうでしたがエンジンのかかりが遅めで直線が長いコースが合う感じなので、今回の走りを見るかぎり不安は少しあります。 秋華賞ではどんなレースをするのか、内田騎手の騎乗をじっくりと味わいたいと思います。

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