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2013年6月

2013年6月30日 (日)

7月6・7日の注目馬情報

7月6・7日の注目馬情報
注目ランクMM
大久保龍 厩舎
ミッキースマホ
※函館2-8R・3歳上500万下・ダ1700mに出走予定

4ヶ月半ぶりの前走、久々を感じさせない軽快は走りで好位から楽に追走、直線で追いつかれそうになると、もうひと伸びして初勝利を挙げた。芝で後方のままだった初戦とは一変、ダートで能力を発揮した。勝ち時計は同日の500万下を大きく上回る優秀なもの。昇級しても楽に通用する計算が立つし、キャリア2戦でまだまだ上積みが見込める。中間調教で前走時を上回る動きを見せてデキは前走以上となれば、連勝の可能性も十分ある。

注目ランクB
小島茂 厩舎
ディオベルタ
※福島4-9R・織姫賞・芝2000mに出走予定

前走は宝塚記念当日ということで主戦の蛯名が不在。厩舎所属の長岡に大チャンスが与えられたわけだが、惜しくも結果を出すことはできなかった。モノは500万はおろか1000万、先はオープンまでと言われている馬で、もう足踏みは許されない今回は、勝ち鞍のある福島で蛯名起用。「疲れがないと確認して使います」と、状態面に陰りさえなければ、アッサリのシーンまでありそうだ。

注目ランクMM
宗像 厩舎
インダクティ
※函館2-12R・かもめ島特別・芝1800mに出走予定

9番人気だった3走前の福島で情報筋I氏が本命公開から的中馬券をお届けしたが、その一戦を契機に馬がガラッと変わった印象。以前のムラな面が影を潜め、安定して末脚を繰り出せるようになっている。今回は良績のある函館コース。小柄ゆえに滞在競馬がピッタリ合う。昇級緒戦でも侮れない存在となりそうだ。

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2013年6月26日 (水)

馬を信じた強気の騎乗

夏のグランプリ、第54回宝塚記念が先週、阪神競馬場で行われました。
2011年の三冠馬オルフェーヴルが回避した上に出走馬11頭と少ない頭数でのレースとなりましたが、出走メンバーのレベルが高かったため物足りないとは感じませんでした。
今年の宝塚記念は3強対決と言われていました。昨年の三冠牝馬ジェンティルドンナ、クラシック二冠&グランプリを制したゴールドシップ、そして今年春の天皇賞で悲願のGⅠ優勝を果たしたフェノーメノ。この同世代3頭に人気が集中し、ジェンティルドンナが牡馬2頭をおさえ堂々の1番人気に支持されました。

そんな3強対決を制したのはゴールドシップ。
前走の春の天皇賞は、圧倒的1番人気を背負いながら、いつもの力強い追い込みが見られずまさかの5着に敗れてしまいました。前半は最後方で追走して力を温存し、後半に動き出してグングンまくっていく競馬がこの馬の持ち味なのですが、このときはテンションが影響したのか前半の遊び(余裕)がなく、最後のまくりが不発に終わりました。
今回は鞍上の内田騎手がどう乗るか、そこに最も注目していましたが、なんとスタートから出していき、好位4番手につけるレースを選びました。前走の敗因をふまえたレース運びだったのでしょうが、普段得意としている乗り方を大レースで変えてくるのはとても勇気がいることです。しかし内田騎手はジェンティルドンナの後ろにピタリとつけて狙い撃ちの態勢をとり、強気で攻めていく騎乗をしました。
前半から負担がかかるようなレースをして2着馬に3馬身1/2差をつけて勝つのだから、今回は完勝といえます。そして内田騎手の度胸ある騎乗も見事でした。

3着に敗れた1番人気馬ジェンティルドンナ。
終始3番手でレースを進めましたが、勝ち馬ゴールドシップにマークされる状況は苦しかったでしょう。鞍上の岩田騎手はかなりのプレッシャーだったと思います。
戦前、岩田騎手は「3強ではなく1強」(自分が乗るジェンティルドンナが最強)と強気な発言をしていました。馬を信頼しているからこその言葉であり、騎手としてはこのくらい自信をもってレースに臨むのはとても良いと思いますが、今回はこの言葉に縛られてしまったのでは。強気な発言で自らを追い込み、上手くいっていたこれまでのレースとは違う走りをしたように感じました。
勝ったゴールドシップも乗り方を変えてきましたが、それは前走を糧にしての騎乗であり、キレを武器とするジェンティルドンナの場合は、あの位置取りでは威力が半減してしまいます。おそらくレース前より「こう乗ろう」と決めていたのでしょう。ゲートが開くと大して抑える素振りもなく、馬の行く気に任せてポジションを取りにいったようでした。
レース前からテンションが高かったこと、馬場が渋っていてこの馬には合わない状態だったこと、そして位置取りが馬にとってベストではなかったこと。いくつか考えられる敗因の中で、この3つが大きく影響していたと思います。
力は間違いなく現役トップレベルであり、牡馬に混じっての古馬王道路線でも常に上位にこれるほどの馬。秋に向けて順調に過ごせるよう願っています。

3強最後の1頭フェノーメノは4着まで。
ゴールドシップとジェンティルドンナの2頭を見る形で追走し、申し分のない内容です。理想的な位置取りで競馬ができて、蛯名騎手は勝利への手応えをレース中に感じていたと思います。ただこの馬も軽い馬場の方が合っているため、この日の馬場状態では鋭い脚が使えなかったのでしょう。秋晴れの競馬場、大観衆の前でゴールを1着で駆け抜けてゆくために、今はしばしの休養を楽しんでほしいと思います。

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2013年6月23日 (日)

6月29・30日の注目馬情報

注目ランクMM
河内 厩舎
サンライズサルーテ
※函館6-9R・3歳上500万下・芝1200mに出走予定

4ヶ月半ぶりの前走は11着に敗れたが、勝ち馬と0.6秒差なら悪くない。その後は早めに函館に移動して調整。「まだ調教での動きが良いころに比べると一息ですが、来週もうひと追いして変わってくるでしょう」とは現地厩舎スタッフの話。函館の芝1200mでは勝ち星こそないものの、過去2着2回、3着1回と好走している実績がある。前走二桁着順ということで配当妙味も十分だ。鞍上は丹内騎手を予定している。

注目ランクB
中竹 厩舎
ワールドマッチ
※福島2-5R・2歳新馬・芝1800mに出走予定

5月初旬に栗東へ入厩し調整は順調という報告。ゲート試験をクリアするのに少々手間取ったようだが、無事にクリアしてデビューの準備は整った。仕上がりの早いタイプでイキナリから力を発揮してくれそうな馬。わざわざ福島まで連れて来る以上、一発目で決めておきたいところだろう。

注目ランクMM
二ノ宮 厩舎
クールエレガンス
※福島2-8R・3歳上500万下・芝1800mに出走予定

前走は連闘が裏目に出たか、行き脚から鈍く本来の競馬ができなかった。しかし、レース後の鞍上からは「力負けだとは思っていない。小回り向きの馬だし、福島なら楽しみ」という話が出ており評価下げは禁物と言える。たしかに、イイ脚が一瞬のタイプだけに、直線の短い小回りコースは大歓迎。立て直してくる今回は変わってくることだろう。

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2013年6月19日 (水)

タイトル奪取で弾みを付けて…

先週は東京競馬場で3歳ダート重賞、第18回ユニコーンSが行われ、3番人気ベストウォーリアが優勝。
レースでは1000m通過が1分06秒と遅いペースだったにもかかわらず、折り合いがスムーズだったおかげで中団の位置で脚を溜められました。こういうスローな流れになると折り合いをつけにくい馬も多いのですが、ベストウォーリアは若いわりに柔軟に対応できる賢さがあり、これが勝因だと思います。

鞍上の戸崎騎手は、今年3月のJRA移籍後初の重賞勝利。
彼は地方競馬出身騎手によく見られる、全身を使って追い出す動きの大きな騎乗フォームはせず、派手さはないものの馬のリズムにしっかりと合わせて追っています。移籍以降これまでの実績により質の高い馬への騎乗依頼が多く、順調に勝ち星を積み重ねていますが、この恵まれた環境に加え、騎手として確かな騎乗技術を持っている彼ならば、来年あたりは関東リーディング1、2位を争うまでになっているのではないかと思います。

1番人気に支持され2着のサウンドリアーナは、ペースが敗因でしょう。
遅い流れの中を後方からレースを進めていたサウンドリアーナは、頭を上げる素振りなど折り合いに少し手間取っている場面がありました。しかし鞍上は武豊騎手。間もなく馬をなだめて上手に折り合いをつけ、その後は問題なく進められました。
直線に向くと大外に出し、その鋭い脚で他馬を抜いていきましたが、先に抜け出した勝ち馬ベストウォーリアが粘りを見せて、差し切ることはできませんでした。
展開が勝敗に大きく作用する競馬において、サウンドリアーナのように後方から行くのがベストと思われる馬は自ら動くこともできる先行馬とは違い、流れにある程度身を任せてゆくしかなく、今回の惜敗は仕方のないこと。その代わりハマれば凄い末脚を見せてくれるはずです。芝のレースでも2歳時にG3ファンタジーSを2着に3馬身差をつけて快勝していますが、ダートの方が、よりこの馬の持ち味が生かされるように思います。この先が楽しみです。

函館競馬場では第20回函館スプリントSがありました。
優勝馬はパドトロワ。もともと能力が高く、重賞を2勝し昨年夏のスプリントシリーズの覇者となったこの馬は、昨年のスプリンターズS以降の2戦は休養も挟んだためかパッとしない競馬が続きましたが、暖かくなり状態が上向いてきたようです。
鞍上・勝浦騎手もパドトロワの持ち味を出す上手い騎乗でした。開幕週の競馬場の芝はパンパンで、時計が速く前残りのレースになりやすいのはご存知の通りで、それをふまえて勝浦騎手は馬場状態を最大限に生かしたレースをしました。この馬に騎乗するのは昨年の4月以来1年以上ぶりですが、さすがベテランらしい安心感のある手綱さばきを見せてくれました。
注目の1番人気馬ドリームバレンチノは7着まで。理想的な位置取りでレースの内容に全く問題はなかったと思いますが、直線で自慢の脚がはじけないまま終わりました。敗因として考えられるのはやはり負担重量。59キロは負担が大きすぎたのでしょう。次走に期待し、現在の好調子を維持してもらいたいと思います。

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2013年6月16日 (日)

6月22・23日の注目馬情報

注目ランクMM
岡田 厩舎
タイヨウパフューム
※函館4-9R・3歳上500万下牝・芝1200mに出走予定

一昨年、昨年と夏の北海道開催で的中をお届けしているお馴染みの馬。滞在で洋芝コースという条件でしか走らず、今年も当然参戦して来た。復帰3戦は精彩を欠いているが、出遅れたり、馬場が悪かったりで力を出せずに終わっている。5歳となり若くて勢いのある馬と比較して分が悪いようにも見えるが、「もう一花咲かせるならば、この舞台」と関係者も得意条件での復活を狙っている。

注目ランクB
橋田 厩舎
アドマイヤマリリン
※阪神7-6R・3歳未勝利・芝1800mに出走予定

デビューから2戦で5⇒7着と着順を落としているが、相手関係を調べてみれば、かなり骨っぽい相手とやっていることが分かる。「今の未勝利なら力は上」と厩舎サイドが話すのも納得である。使い込むよりリフレッシュ明けの方が良いタイプという個性もあるとのことで、早い段階から岩田を押さえていたらしい。今回は何とか決めたいところだろう。

注目ランクB
加藤征 厩舎
ホアピリ
※東京7-6R・3歳未勝利・芝1800mに出走予定

休み明けの前走で好時計2着。もう未勝利脱出は時間の問題と見ていいだろう。そのレース後、脚元に疲れが出たとの報告を受けたのだが、「すぐに治まってもう心配ありません」とのこと。それでも、「大事にしたい馬ですから、ギリギリまで見極めます」と、予定を延ばす可能性は残しているそうだが、逆に、出てくれば万全と見ていいはず。能力的にはアッサリがあっても不思議ない。

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2013年6月12日 (水)

勢いのある乗り役は何もかも嵌るもの

今週から夏競馬が始まります。蒸し暑くなるこの時季は馬が体調を崩しやすく、また降雨により馬場状態も変化が大きいため、状況をよく見て臨みたいところですね。
先週は第30回エプソムカップが行われました。
頭数はフルゲートに届きませんでしたが出走した14頭はなかなか粒揃いで、飛びぬけて人気が集中するような馬がいなかったこともあり上位6頭までが単勝10倍以下と、人気がかなり割れるレースとなりました。
優勝は4番人気のクラレント。勝因は位置取り、そのひと言に尽きます。
好スタートを決めると、逃げるスズジュピターを先に行かせ、そのペースが速いと判断するやいなやスーッと引き、上手く馬を抑えつつ追走。鞍上の岩田騎手が意識していたのかどうかは知りませんが、逃げ馬との距離を十分に開けて2番手以降の馬を牽制するかのごとく控えるレース運びはまるでクラレントが逃げ馬のようで、結果的にこの位置取りによってペースを握ることができました。
あと岩田騎手の仕掛けのタイミングも流れに合ったのでしょう。直線では追い出すのが少し早いと感じましたが「馬が気分良く走っていたので行ってしまおうと思った」とのことで、ゲームなどとは違い、実際に馬と人が作り上げる競馬というものは、どこで仕掛けるのが正解と言えるところがないので、最も早くゴールすればそれが正しいのです。
また、仕掛けどころではないからといって、せっかく馬が気分良く走っているところにブレーキをかけて負担を与えてしまうよりは、岩田騎手の騎乗のとおりアクセル全開で行ったほうが良い結果を生む場合もあります。ただしこれはクラレントに力があるから最後まで粘ることができましたが、あっさりと後続馬にかわされる可能性も低くはありません。
今回は岩田騎手の判断がことごとくハマッたという感じ。前週に続いての重賞Vで、勢いを増した彼の騎乗からは目が離せませんね。

2着ジャスタウェイ
手綱をとった福永騎手は皐月賞やダービーの印象が強いせいか、2着が多く勝ちきれないイメージがありますが、GⅠレースで頻繁に1番人気馬をトバしているわけではなく、むしろ人気よりも着順を上に持ってくることも多い騎手です。
今回は出遅れて後方からレースを進めていましたが、腹をくくって最内を狙えるところまでじっと動かず我慢したことは評価できます。あれが焦って途中から上がっていったり、直線に向いて外へ出していく乗り方をしたら2着はなかったでしょう。若い頃より幾度も大舞台で騎乗しているベテランらしく、さすがに肝が据わっていますね。
注目したサトノアポロは、あまり見どころがない7着に終わりました。
スタートから道中も順調に進んでいたように見えましたが、鞍上の蛯名騎手のコメントどおり“気が乗りすぎるから、急がしていく1800mよりもっとじっくり行ける長い距離の方が良さそう”ですね。気が乗る(=気分良く行ける)馬にとっては短い距離のレースが合っていると思われがちですが、馬の脚質などによって適性距離は変わります。
僕は当然サトノアポロに跨ったことがないので想像ですが、短い距離で急かすように乗るとこの馬のリズムが崩れて脚を上手く使えないのでは。または気分良く行こうとする馬にゆったりと乗り、騙しに騙して、そして溜まった脚を最後に使う(爆発させる)レースをしたいと考えているか。サトノアポロが能力を出しきるための条件として距離の延長という言葉が出てきたのではないでしょうか。次走を期待します。

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2013年6月 9日 (日)

6月15・16日の注目馬情報

注目ランクMM
国枝 厩舎
ウィケットキーパー
※東京6-8R・3歳上500万下・芝2000mに出走予定

数々の的中をお届けしているお馴染みの馬。クラス2戦目となった前走では5番人気に推されたが、外を回る不利もあり力を出せずに惨敗を喫した。その後は放牧に出して休養、降級する番組編成後の復帰を目指して来た。「強い調教は必要ないし、休み明けでも力を出せるタイプです。降級して500万になれば力は上だと思います」と厩舎サイド。土曜日の日野特別に登録はしても、同厩舎の馬との兼ね合いで平場戦に出走する可能性が高い。

注目ランクB
勢司 厩舎
ロンギングゴールド
※東京6-12R・3歳上500万下・芝1600mに出走予定

「コレは昇級一発目から勝ち負け!」と厩舎、鞍上ともに自信を持っていた前走だが、相手が重賞級の大器ベステゲシェンクでは分が悪かった。しかし、引き上げてきた鞍上は「もう1回やれば負けない」と、依然として強気な姿勢を崩さなかったとのこと、どうやらその素質にかなり惚れ込んでいるようだ。今度は古馬相手となる一戦。楽な戦いではない中にあっても「コレはオープン馬にしなきゃいけない馬」と、一歩も引く構えはない様子。

注目ランクB
堀 厩舎
プリームス
※東京6-9R・青梅特別・ダ1600mに出走予定

2走前に本命公開から9万馬券的中をお届けし、続く前走でも再び本命公開。2戦ともに十分すぎる内容で期待に応えてくれている当社ドル箱馬。「まだまだ奥がありそうです」と鞍上も絶賛の逸材が、クラス編成の恩恵を受けて再度1000万クラス出走。「まず勝ち負けでしょう」と厩舎周辺の事情通も太鼓判を押している。鞍上には再び戸崎を予定。「彼のスタイルに合う馬です」と、そのコンビも強力。

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2013年6月 5日 (水)

ロードカナロアの明るい将来。

先週は東京競馬場で安田記念が行われました。
優勝は昨年の最優秀短距離馬ロードカナロア。見事1番人気に応え、4度目のGⅠ制覇です。
徹底して短距離戦にこだわり圧倒的な強さを見せてきたロードカナロアは、デビュー2戦目、3歳の1月に経験して以来の1600m戦となりましたが、戦前からこの馬ならマイルも楽にこなせるだろうと思っていました。
短距離の1200m戦で活躍する馬のほとんどが、少々かかり気味な感じを上手く折り合いをつけてスピードを生かしたレースをするのに対し、ロードカナロアの場合は道中の折り合い面では全く心配することが無く、さらに年を重ねて大人になり、良い意味で「ズブさ」が少し出てきていました。テンションが上がりすぎる心配がなく、無駄な消耗が無い。もともと高い能力をもつ馬なので、レース前半で楽に追走することさえできれば脚が十分に溜まり、距離など全く問題にしないだろう、そう考えていました。
マイル路線は絶対的なスターホースと呼ばれる存在が意外に多くなく、マイルGⅠで短距離馬が勝つこともあれば、1800~2000あたりで活躍した馬が快勝することもあり、その時々により勝ち馬の傾向が変わっていました。短距離~中距離までの様々なタイプが集まることでレースでも人気が割れがちでしたが、これからはロードカナロアが短距離はもちろん、マイル路線でも王者として人気を集めるでしょう。
あと、今回のレース内容からロードカナロアなら2000mもいけるはず。秋はスプリンターズS、そしてマイルCSが目標だとは思いますが、できれば秋の天皇賞に出走してくれたらかなり面白くなりそうですね。

鞍上の岩田騎手はいまや日本を代表するトップジョッキー。
ですが、いつも気になることがあります。なぜ、追い出したときに手綱を詰めて、ハミをしっかりかけて馬を真っ直ぐ走らせる、これをしないのが不思議でした。あんなに手綱が動いていたら馬にとっても走りづらいのではないかと思います。
今回も外側への斜行により過怠金10万円を課せられた彼は多少苦い思いをしたと思いますが、被害を受けた関係者にとっては「何度かぶつけられて馬がひるんでしまった」ことで、それ以上に納得のいかない悔しさが残るレースとなりました。たった1人の騎手、たった1頭の馬が勝者である競馬において2着以降は全て同じで、負けた事実は騎手や関係者にとって非常に悔しいこと。ただ正々堂々と勝負し、力を出し切ったうえで敗れたのであれば、勝った相手を素直に称えることもできますが、妨害されて力を発揮できずに終わったとなれば悔しさは何倍にも増大します。勝った馬の関係者も、力があるからこそ掴めた勝利のはずなのに、何とも後味の悪い思いをすることになります。
ほとんどの騎手は、クリーンな騎乗をしたうえで馬を勝たせることに誇りを持っています。騎乗する者、見る者、レースに関わる全ての人が「良いレースだった」と思えるようでありたいですね。

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2013年6月 2日 (日)

6月8・9日の注目馬情報

注目ランクMM
鈴木伸 厩舎
サザランディー
※東京3-12R・3歳上500万下・ダ1600mに出走予定

調教に跨った津村騎手が「凄く良いです!タンマン(単勝万馬券)出しちゃうかもしれません」と興奮していたという先週の中間。残念ながら節が足りずに除外となってしまったが、それだけ具合の良さが際立っているようだ。転厩後の2戦は芝のレースで惨敗だが、今回は地方時に実績のあるダート戦。陣営は変わり身があると見ているようで、一発大穴の可能性もある。少額でも押さえておきたい1頭になりそうだ。

注目ランクB
橋田 厩舎
アドマイヤコリン
※阪神3-9R・舞子特別・芝1400mに出走予定

昨年暮以来の休み明けとなる今回だが、3週前に帰厩してから順調に攻めをつけられているという報告。元乗り役である助手も「休む前より覇気があってイイ。今なら中団でも競馬ができそうですよ」と、かなり手応えを感じているそうだ。勝ち切れない馬ではあるが、今回はもっとやれそうな雰囲気が伝わってくる。注目しておいて損はない1頭と言えるだろう。

注目ランクB
勢司 厩舎
ロンギングダンサー
※東京3-9R・稲城特別・芝1800mに出走予定

前走は追い込み届かず3着。「上位2頭は強かったですね」とは鞍上だが、その鞍上はこの馬の能力を高く評価しており、「オープンまで行ける馬」と話しているそうだ。今回は降級で500万クラス出走。前走で先着を許したスーパームーンも出走を予定しており、「強敵ですね」と警戒を強めながらも、「タイミングひとつで逆転できる」と、引き下がるつもりはないようだ。

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