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2013年5月16日 (木)

ヴィルシーナの可能性。

春の牝馬限定GⅠレース、第8回ヴィクトリアマイルが東京競馬場で行われました。
優勝は1番人気ヴィルシーナ
昨年の牝馬3冠レース全てジェンティルドンナに敗れ、そのジェンティルドンナが不在のエリザベス女王杯でもレインボーダリアの2着と、関係者やファンにとっては本当に悔しい1年でしたが、ここで悲願のGⅠ初制覇となりました。
2400mのオークス、2000mの秋華賞での走りは“かかる”とまではいきませんが、ハミを噛んで少し力みが出ていたように見えます。鞍上の内田騎手が上手くなだめて乗ったこと、そして何よりヴィルシーナの能力が高いために3冠レースとエリザベス女王杯、様々な条件で行われた4つのGⅠレースで好走しましたが、以前よりこの馬にはマイル戦が合うと思っていました。素直でレースに対して前向きなので、今回のように上手くスタートが決まれば逃げ馬のような脚でレースを進められるのが強みです。反面、あの勢いのまま行ってしまうと、最後には脚が止まってしまうおそれもあるため、鞍上の腕は大事です。
このヴィクトリアマイルの勝因は2番手でしっかり折り合いをつけられたこと、そして直線で並ばれてから抜かせないヴィルシーナの勝負根性でしょう。
昨年に続いて今年も、エリザベス女王杯を含むマイル以上の距離のGⅠレースに照準を合わせてゆくでしょうから、短距離レースに出てくる可能性はかなり低いのですが、マイルより短い距離のレースでもこの馬は好走すると思います。極端ですが夏の新潟直線レース、アイビスサマーダッシュに出走したとしても、スタートダッシュが決まればあっさりと勝ってしまってもおかしくありません。
それだけ、そつがないというか能力が全体的にバランスよく高いため、距離の幅もそうですが、ペースが速くても遅くても、また前から行っても後方で脚をためても、どんな展開のレースでもこなせそうな気がします。次走は安田記念とのことですが、鞍上を内田騎手からウィリアムズ騎手に替えて、どんな競馬をしてくれるのでしょう。注目です。

2番人気に支持されながら6着に沈んだハナズゴール
終始馬群にもまれ、直線に入っても前にできた壁を抜け出すのに苦労していました。
2枠4番に入ったので内々でレースを進めたのは正解と思いますが、4コーナーから直線入り口までの間に、行くべきスペースを早く探しておいてほしかったですね。
3着のマイネイサベルは良いレースをしました。鞍上の柴田大騎手は1番枠を最大限に生かした最高の騎乗。前週にGⅠ初勝利を挙げたことが自信につながったのか本当に落ち着いて乗っていて、道中は無駄な動きが全くありませんでした。騎乗技術だけでなく雰囲気にもベテランらしい余裕を感じるようになり、この先の活躍が楽しみです。

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