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2013年3月20日 (水)

勝ち馬はもちろん、本番の穴馬候補も…

先週は最後の皐月賞トライアル・スプリングSが行われ、朝日杯FSを制したロゴタイプが優勝。2歳王者の名にふさわしい堂々とした走りで皐月賞へと弾みをつけました。 レースを見て思ったのが、この馬の長所はスタートとダッシュ力だということです。
ゲートを出るときのタイミングやスピードは文句なし、さらに二の脚(ダッシュ)もきくため、理想的な位置をとりやすい。これはレースにおいてじつに強い武器となります。
騎手はレース前に自分のするべき競馬をある程度は頭に描いて、勝つための策を用意しておきますが、いざゲートが開くと思うように進めないことも多いです。その点ロゴタイプは、スタートダッシュの良さを生かして、騎手にとってイメージどおりの展開に持ち込みやすいような気がします。
レースは向正面から3頭が行き、誰も引かずに併走状態。ロゴタイプはそこから2~3馬身離れてポツンと4番手の位置をとり、そこで折り合いをつけると、あとは後ろから来る馬の脚いろを考えながら騎乗するだけです。この馬にとっては(前が争ってくれた)展開が味方した理想的な流れですが、こう楽々とベストポジションがとれたのも、スタートがスムーズだったことが大きいでしょう。たとえ見た目には同じ4番手であっても、押して前につけるのと、スッと抑えるのとでは馬にかかる負担がだいぶ違ってきます。今回は本当に無理なく無駄なくレースを進められました。
ただ、仕掛けどころが少し意外でしたね。
前で競る3頭は考える必要が無く、後ろから来る馬だけを警戒していればよいあの位置にいられるなら、普通であれば動くのは後続馬が迫ってきてからでも遅くなく、むしろそれを待って仕掛けるものです。しかしC.デムーロ騎手はまだ周りが動き出していないにもかかわらず3~4コーナーあたりで自ら動いていき、前を行く3頭の外に並びかけ、直線に向くと一気に追い出しました。これは仕掛けが早いのでは、とも思いましたが2着馬に1馬身1/2をつけての完勝。後続の脚を封じる、強さをアピールする勝利でした。押し切る自信がなければあのように動けません。C.デムーロ騎手はこの馬の脚をよく知っているのだと思います。
全ての皐月賞トライアルレースを見る限りでは、やはり実績も走りもロゴタイプが一歩リードしている状態で、本番での最有力候補は間違いありません。

次に期待したいと思わせたのが3着に入ったマイネルホウオウです。
中山1800mで枠順は外から2番目の15番枠。1コーナーまでの距離が短いために、どうしても外々を回らされてしまいます。それでも鞍上の柴田大知騎手は上手にコントロールし、外枠ながらロスを最小限に抑えてこの馬の持ち味である「溜めれば伸びる脚」を生かす好騎乗で3着まで持ってきました。
皐月賞では1ハロン長い2000mになり、GⅠともなれば流れが速くなるでしょう。マイネルホウオウの末脚が存分に発揮されれば、あっといわせる結果となる可能性もあります。
柴田大知騎手は昨年、コスモオオゾラで弥生賞を勝ち皐月賞制覇が期待されていたのですが残念ながら叶いませんでした。僕の個人的な感情なのですが、柴田大知騎手には、ぜひ平場のGⅠレースを勝ってほしいですね。

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