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2013年2月 6日 (水)

東京新聞杯、勝ち馬以上に目を引いたのはアノ馬でしょう。

先週のメインは第63回東京新聞杯。
レッドスパーダの単騎逃げにより流れはスローへと傾き、前半の半マイル通過タイムが47.6秒と古馬の重賞レースとしてはかなり遅い流れとなりました。
こうなると前方に位置する馬の騎手にとっては、しめたもの。脚を十分に残したまま最後の直線へ向かうことができます。反対に中団および後方グループにいる馬にはとても不利な展開です。「ペースが遅すぎるこの展開ではハマらない」「こちらがどんなに脚を使っても届かず、前残りの展開になってしまう」レースのそんな流れを肌で感じとり、半ば諦めの気持ちを抱いて騎乗を続ける騎手もいるでしょう。
ただし、たとえ流れが向かなくとも、決め手のある馬であれば上位入着する時もあります。
2着に好走したダイワマッジョーレはその良い例ですね。
後方に位置しながらも最速の上がり32.7秒の脚で勝ち馬に半馬身差まで迫りゴール。これだけの鋭い脚を持つ馬ならば、理想的な流れになったときには一気に突き抜ける見事な勝ちっぷりが期待できます。とはいえ速くなったらなったで、必ず伸びてくると言い切れないのが難しいところで、その場合は後方グループも少なからず脚を使わされてしまい、最後の直線で思うように末脚が発揮できないことがあるので楽観はできません。
流れやペースに左右されやすい差し馬ですが、前走まで約1年間ずっと1800~2000m戦に出走しながら、今回の1600m戦でもきっちりと力を見せることができるダイワマッジョーレは、これからのマイル戦線で軽視できない存在となりそうです。

優勝は2番人気クラレント
スローな流れの中を内側の5番手で折り合いをつけ、直線に向いて上手くスペースを見つけてそこから突き抜けゴール。これで重賞3勝目、過去の重賞勝利も全てが1600m戦ということからも、この馬にとってベストの距離であることがわかります。
今回の東京新聞杯のようなスローな流れというのは、騎手にとっては折り合いが難しく、上手くコンタクトをとらないと馬と喧嘩をしてしまい、結果的に最後の伸びを欠いてしまうことになりかねません。クラレントは、鞍上の岩田騎手がしっかり折り合いをつけて騎乗していたために力を発揮させることができたのだと思います。
1番人気に支持され10着惨敗ドナウブルーについては、はっきりとした敗因はわかりません。勝ち馬のクラレントと同じようなところにいたのでポジションに問題は無いし、手応えも決して悪くなさそうでした。直線に向いた後も不利を受けることなく、全体的にスムーズに競馬が進められましたが、そのわりに全然伸びていきませんでしたね。
これほどの馬であれば、たとえ負けても見せ場が無い負け方はしないはずで、多分、身体がまだ本調子ではなかったのでは。春になり少し暖かくなれば調子が上がってくるでしょう。力がある馬なので、この一戦だけでは見限ることはできません。

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