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2013年1月

2013年1月30日 (水)

強烈な決め手発揮の裏に…

先週メイン第27回根岸Sは、2月に行われるGⅠフェブラリーSのステップレースとしてダートの実力馬が多く出走しました。
優勝したのは5番人気メイショウマシュウ。根岸Sまでの戦績(5-2-3-1)は優秀、安定感のある走りで順調にクラスを上げ、今回初めての重賞勝利となりました。
道中は後方待機、4コーナーを回り直線を向くときも後ろから2番手という位置の追走でしたが、長い直線がこの馬の末脚を引き出し、もう届かないように見えた1番人気ガンジスをハナ差とらえての勝利は見事です。
逃げる馬がタイセイレジェンド1頭しか見当たらないため速くならないと思われたペースは(実際に逃げたのはタイセイレジェンドではなくトシキャンディでしたが)、予想を上回るほどに落ち着いてしまい、馬群の先頭から最後方まで差があまり無い密集状態でのレース。通常この展開では、ラクに走れる前方グループの馬の脚が残っているため、差し馬がどれほど良い脚を使って追い込んできたとしても届かないことが多く前残りの結果になりやすいものです。もともと良い脚を持っている馬だからこそ出来たのでしょうが、やはり先に行った者が絶対的に有利な今回の流れをはねのけて勝ったことは大変な収穫です。
以前も書きましたが、このような馬にとってはレースの流れの速度よりも、自分の位置が先頭馬からどのくらい離れているかという点が重要です。差が少ないほど決め手が生きる。
鞍上の藤岡佑騎手の、後方の内側を進みながら前の馬の動きを冷静に見て、馬が通れるスペースができたら躊躇することなく入っていく騎乗も良いですね。
ハマっただけという感じは確かにありますが、藤岡騎手があのように内でじっくり脚をためていなければ最後の伸び脚は見られなかったでしょうし、前が上手く空く「運」も勝負では大切な要素です。GⅠの舞台でも今回のように展開がうまくいくのか楽しみでしたが、骨折が判明し復帰まで半年以上かかるとのこと。とても残念ですが、まずはしっかり脚の治療と疲労回復に努めて、秋には再び元気な姿を見せてもらいたいと思います。

2着に1番人気ガンジス。
逃げたトシキャンディを見る形の4~5番手のポジションは、1番人気馬に騎乗する騎手としても、見ている者にとっても安心できる理想的な位置取りでした。鞍上の内田騎手は勝てるという確信をもって競馬を進めていたのではないでしょうか。最後は周囲を確認しつつ追い出したものの思うほど伸びなかったそうですが、抜け出すとフワッとしてしまう面があるとのこと、その点をフェブラリーSで内田騎手がどう乗ってくるのか興味深いですね。
注目したタイセイレジェンドは11着と惨敗に終わりました。
逃げるのはこの馬と思いましたが、トシキャンディに先頭を譲ることになり、そのためにペースやリズムが合わず自分の競馬ができなかったのでは。さらに休み明け・負担重量59キロと不利な条件が揃っていたのもあるでしょう。次走での巻き返しを期待します。

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2013年1月27日 (日)

2月2・3日の注目馬情報

僕が参加しているWORLD競馬webから、来週出走の注目馬です。今週、勝った人も負けた人も頭をリフレッシュして、次の競馬を楽しみに待ちましょう。

注目ランクB
上原 厩舎
コスタパルメーラ
※東京3-12R・4歳上1000万下・ダ2100mに出走予定

再輸送となった前走の代替競馬では出遅れたが、最後はジリジリと差を詰めてきて3着。2週連続で輸送した割にはプラス8キロと余裕があった事を考えると上々の内容であり、現級では力上位だということを改めて示した。ひと叩きした良化と東京の2100mに対する適性の高さで前進必至の今回。ローテーションは気になるところだが、使ってくる様ならば前走同様に上位に取り上げたい1頭だ。

注目ランクB
安田隆 厩舎
メイショウオリヅル
※東京4-6R・3歳新馬・芝1400mに出走予定

先週の中京を除外されて東京行きを決めたというこの馬。「とにかくスタートが速くてスピードがある」とのことで、差しが決まる中京を除外になったことには、「むしろホッとした」という某厩舎スタッフの話もある。最近の栗東坂路は馬場が悪く、その分だけこの馬も時計的には目立たないが、丹念に併せ馬を行い仕上がりはかなりイイと見る。関西馬の関東遠征、やはり勝ち星を狙っていることは間違いなさそうだ。

注目ランクMM
堀 厩舎
ビーナスジュエリー
※東京3-5R・3歳新馬・芝2000mに出走予定

先週の芝1800mを除外になってココにスライド。母が短距離重賞で鳴らしたビーナスラインだけに、この距離がどう出るか?という一抹の不安はあるものの、いかにもこの厩舎らしい使い方であり、実際、このテの短距離血統を中距離で成功させた例は枚挙に暇がない。この時期の新馬は権利ナシでは除外濃厚のため、除外による調整狂いの影響は少ない(それを想定して仕上げている場合が多い)。イキナリから注目できるだろう。

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2013年1月23日 (水)

新ルールが抱える難題を見たAJCC

先週の第54回アメリカJCCは、馬の走りによる勝ち負けよりも、レースにおける裁決委員の判断が注目を集めました。

1位入線したダノンバラードの直線での内側への斜行により、内にいたトランスワープゲシュタルトの2頭が受けた不利。新ルールが適用された今年からは、着順変更の可能性がない場合に審議のランプを点けないことになりましたが、これは昨年までのルールならば降着が当然の妨害行為でした。
被害馬である2位入線トランスワープを管理する萩原調教師と騎乗していた大野騎手が、降着を求める申し立てを行いましたが「2着馬のパフォーマンスが1着馬のそれを明らかに上回っていたとは言えない」という理由で却下されました。
審議のランプを点けるのは裁決委員と呼ばれる人たち。その委員3~4名で、何か異状を感じたときは即座にランプを点け、レース終了後ただちにパトロールフィルムを見て審議に入るわけですが、今回はなぜ、あの場面において「着順変更にあたらない」と「一瞬」で判断できたのでしょう。
被害を受けた馬の脚がどれくらい残っていたのか、1着馬を負かせるだけの力が残っていたのかは、馬が話せたとしても本当のところはわかりません。ゲシュタルトの脚が無かったのは確かでしょうが、2着のトランスワープには十分に脚が残っていたように思います。
もしもトランスワープが、妨害を受けながらもハナ差まで詰め寄るパフォーマンス、それも写真判定で長い時間をかけないとわからないほどのきわどい勝負にまで持ち込んでいたとしたら。その場合は、勝ち馬を上回る脚があったとして降着になるのでしょうか。妨害行為があった時点で審議ランプをつけなかったのに、ゴール寸前でそんな状況になってしまったら、ゴールしてから審議ランプを点けるのでしょうか。
何にせよ、裁決委員の主観的な意見、感性に左右されることになります。観客によって意見が異なっても、野球におけるストライク/ボール判定のように結局は審判員の眼を信頼し任せるしかありませんが、今回が降着にならない(審議にならない)のなら、どんなケースで降着になるのか、被害馬の騎手が落馬するほどのラフプレイであれば降着ではなく「失格」なので、一体、審議の対象となる降着に至る行為がどういうものなのかが、全く想像できなくなりました。

僕は何も、これまでなら降着になっていた行為なのだから今回も審議して降着にすべきと言っているわけではありません。レースを見た誰もが走行妨害と感じる内容で、被害馬も伸びてくるだけの脚を見せたにもかかわらず「審議の余地は無いと即座に断定」してしまうことが不思議なのです。
少し前には「また審議?」と思うほど頻繁に、些細なことでランプが点いていた時代もあり、神経質すぎると思いながらも、パトロールフィルムを公開しJRAの見解を述べることにより、公正競馬という点でファンは納得し、理解を示していました。
走行妨害があった場合、加害馬は被害馬の着順の1つ下になる(騎手に対する制裁は内容の程度により決定される)というわかりやすいルールとは違い、馬の「脚色」という、見る人によって評価が分かれるような曖昧なものを見極めて判定しなければならないので大変でしょうが、ファンが最も気になるその点をわかりやすく伝えていくことが大切です。
今回も、相手が脚を残した2位入線馬ということを考えると、とりあえず審議ランプをつけても良かったのではないでしょうか。そして審議した結果、着順の変更無しというのであれば違っていたでしょう。ルールが変わったから仕方ない、慣れるしかないとはいえ、これまで日本競馬に携わってきた人たちや長年競馬を見ているファンに浸透するまでには大変な努力が必要と思います。

また、元騎手の立場からすると、被害者サイドの救済が無いのもやるせないですね。
加害馬の騎手が騎乗停止などの制裁を受けるのは当然としても、1つのレースが一生を左右してしまう可能性がある競走馬にとって、その損害は取り返しがつかないため、馬主や調教師、騎手などは一体その悔しさや怒りをどうしたらよいのかわかりません。ちなみに、今回は勝ち馬に妨害されての2着でしたが、騎手にとってさらに悔しいのは、妨害された上に関係の無い他馬に差されての3着に敗れること。勝負に水を差されたようで何とも言えない気分になります。
危険騎乗に対し、騎手は非常に神経を尖らせています。たとえ相手が大先輩であっても、被害を受けた後輩騎手が「あれ(走行妨害)は無いんじゃないですか」と文句を言わずにいられないほど、1つのミスが命にかかわる騎手にとってはタブーな行為なのです。
今までは、どうあっても悔しさはおさまらないけれど、それでも加害馬が自馬の着順より下になる降着というペナルティが科せられることで気持ちをどうにか納得させていました。いわゆる“落としどころ”というやつです。
それが無くなると、やったもの勝ちになってしまう気がして、怖いですね。

確かに、脚が全く残っていない馬に対し、走行の妨害をしたとはいえ明らかに脚いろが勝っていた馬が降着になるのはおかしいというのもわかります。今回は重賞での新ルール適用ということで注目され、様々な意見が飛び交いましたが、ルールの変更は、はじめは戸惑うことが多く慣れるまでに時間がかかるものなので、しばらくは見守るしかありません。
ただ、今後同じような事が起きたとき、そのような判断が下されるのか。このアメリカJCCを基準と考えるファンや関係者は多いと思うので、そのときに再びこのルールに対し疑念を抱くような事態にならないようきちんと対処していただきたいと思います。

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2013年1月20日 (日)

1月26・27日の注目馬情報

僕が参加しているWORLD競馬webから、来週出走の注目馬です。今週、勝った人も負けた人も頭をリフレッシュして、次の競馬を楽しみに待ちましょう。
注目ランクMM
松山康 厩舎
シャラントレディ
※東京1-12R・4歳上1000万下牝・ダ1400mに出走予定
タマブラックホールから的中をお届けした前走、5ヶ月ぶりで20キロ増の馬体ながらも粘り強さを見せて少差の4着と健闘。「成長分を差し引いても余裕があったわりには頑張っていました。乗り役さんも『次回は更に良くなりそう』と言ってくれました。調教の動きに素軽さが出て、反動なく順調に良化しています。1400mへの距離延長はプラスとは言えませんが、守備範囲だし、牝馬限定戦なら上位争いでしょう」と、叩き2戦目で大きく前進を期待の陣営。
注目ランクB
武田 厩舎
メイショウアシタバ
※京都2-1R・3歳未勝利牝・ダ1200mに出走予定
絶好の手応えで好位を追走しながら、直線に入って前が壁。捌き切れずに追い出しが大きく遅れてしまった前走。西のブレーンの報告によれば、調教師も「Jは下手に乗った。普通なら勝っていた」とレース後に話していたとのこと。武田は、普段あまり乗り役の騎乗に苦言を呈することがない男。よほど悔しかったのだろう。それだけに、今度こそ負けられないところ。渾身の仕上げと騎乗で初勝利を掴むことだろう。
注目ランクB
加藤征 厩舎
ムーンリットレイク
※東京1-11R・白富士S・芝2000mに出走予定
重賞級のポテンシャルを秘めながら、体質の弱さがネックとなって使い込めない現状。期待している関係者も歯痒い思いをしていることだろうが、ここ待望の復帰戦には注目が必要。12月下旬に帰厩してからは折り合いに重点を置いて調整されているようだが、「力を出せる仕上がりには持っていきます」とのこと。長欠明けのオープン緒戦、条件は楽ではないが、どんな走りを見せるか楽しみだ。

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2013年1月18日 (金)

三浦騎手の成長を感じました

3日間開催の最終日である14日は、関東で7年ぶりの大雪に見舞われ、3歳牡馬クラシックをうらなうメインレース・京成杯を含む中山競馬5R以降が中止となりました。21日に代替競馬がありますが、14日に出走を予定して仕上げていた馬たちが、今回の延期で体調を崩すことなく無事に出走できるよう願っています。
さて今回は3歳牝馬のレース、フェアリーSの回顧です。
年が明けて表記が3歳になったものの、デビュー戦からまだ数ヶ月、中には1ヶ月も経っていない馬もいますね。まだまだ精神的にも肉体的にも幼いこの時期の3歳、それも繊細な牝馬。それゆえ騎手は「強気な競馬」を極力避け、様子を見つつレースをしています。
まだ力がついていない馬の場合、今の時点で重賞レースに出走し、どこまで走れるのか。走るのはわかっているが、自分が思い描いているレースをこの馬がこなせるのかどうか。
能力や性格、脚質の適性、現時点での完成度。あらゆることを探りながら乗るわけですが、無理はさせないとはいえ競馬は競馬、もちろん勝つために力を尽くします。その馬にとって良い走りができるよう努め、それで勝てれば最高ですが、負けたとしても必ず何か収穫があります。こうして実戦を通じ馬はレースを学び、競走馬として成長してゆくわけです。
上記をふまえて今回のフェアリーSを観ると、ペースが遅く、前半3Fが35.7秒かかっていることからも、いかにも3歳になったばかりの馬のレースだとわかりますね。
こうなると、前を行った馬が上位にくるのは当然でしょう。
優勝したクラウンロゼは逃げてスローに落とすとマイペースな走り。2・3番手の馬も、着順は入れ替わったものの2・3着に入り、いわゆる「行った行った」のレースとなりました。
クラウンロゼは、直線で(3着に入った)サンブルエミューズに一度かわされ、ゴール寸前まで劣勢かと思われましたが、最後の最後に差し返しての勝利。勝負根性を見せました。内容がじつに良く、こういうタイプの馬は逃げにこだわらなくても大丈夫でしょう。馬群を割って出てくるようなレースをこなす素質は持っていると思います。次走でどんな戦法をとるか楽しみです。 鞍上の三浦騎手は久しぶりの重賞勝利。
人気薄だったこともありますが、身体が出来上がっていないこの時期の3歳牝馬で、他の騎手が無理に競りかけてくることはないと読んでのスローな逃げがハマりました。自信をもって騎乗する彼の姿、そのレース勘や行動力に、大きな成長を感じました。
1月の早い時期に重賞を勝つのは気分が良いもので、三浦騎手はこれからの1年間を、リズム良くレースに臨めるのではないでしょうか。

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2013年1月13日 (日)

1月19・20日の注目馬情報

僕が参加しているWORLD競馬webから、来週出走の注目馬です。今週、勝った人も負けた人も頭をリフレッシュして、次の競馬を楽しみに待ちましょう。

注目ランクB
菊川 厩舎
シーブリーズライフ
※中山5-6R・3歳500万下・芝1200mに出走予定
新馬勝ちしてオープンでイキナリ2着、その時点で『これまでにない逸材が出た!』とマイナー厩舎は大いに盛り上がった。東京での2戦は出遅れや、相手強化で結果を出せなかったが、1200mへの距離短縮となった前走が勝ち馬と僅差の3着と、短距離適性の高さと存在感をアピールする好内容。少しレース間隔が開いたものの、12月中旬から順調に乗り込んで仕上がりは良好との事。高望みはせず、自己条件のココでキッチリ勝ちたいとの思いで平場戦に登場となる。
注目ランクB
加藤和 厩舎
ブラウンワールド
※中山4-3R・3歳未勝利牝・ダ1200mに出走予定
待望のダート戦出走で、「ブッちぎる」という話もあった前走が4着。案外な結果に映るのだが、鞍上に言わせれば「先々を考えて控える競馬を試しました。収穫がありました」とのこと。「凄くイイ馬。すぐに勝てます」とも語っており、ここダート2戦目で真価発揮の公算は強い。行かせれば行き切れるだけのスピードはある。先手にこだわるようなら、文字通りのブッちぎりがあるかもしれない。
注目ランクB
堀 厩舎
プレミアムテースト
※中山5-12R・3歳上500万下・芝2200mに出走予定
前走もそうだったが、右回りだとどうしても内にモタれる面がある。その意味で東京向きであることは確かだが、そんな状況ながら差を詰めた前走の脚に光るモノは感じた。今回はベリーを起用してくるとのことで、新味が期待できるという面もある。能力は500万にいる馬ではなく、改めて注目が必要になりそうだ。

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2013年1月 9日 (水)

金杯の勝敗を分けたのは…

新年明けましておめでとうございます。
一年の最初の重賞レースといえば、東西の競馬場でそれぞれ行われる金杯。
今年の中山金杯を制したのは7歳馬タッチミーノットです。昨年の新潟記念2着、そしてGⅡでも強豪が揃う毎日王冠3着の実績から2番人気に支持され、重賞勝ちこそありませんが今回の金杯出走メンバーの中でも最有力と言ってもよい雰囲気がありました。
今回のレースもその好走時と同様、鞍上の横山典騎手がインのコース取りで上手く立ち回っていました。道中を無駄なく、リズム良く進めた騎乗のおかげで、直線では持ち味である鋭い差し脚が十分に活かされました。
重賞未勝利馬とはいえ、このメンバーを相手に負けていられないという横山騎手の自信が感じられる乗り方でしたね。タッチミーノットが「走る馬」だと確信していたのでは。
とはいえ、いくら実力がある馬でも、騎手がその力を引き出す騎乗をしなければ勝利には結びつかないもの。そつなく無駄なく騎乗する大切さがよくわかるレースでした。
1番人気ジャスタウェイは3着まで。
須貝厩舎・内田騎手といえば、ゴールドシップでGⅠを3勝し2012年の競馬を盛り上げてくれた注目のコンビです。ジャスタウェイも3歳の昨年はGⅢアーリントンCを勝っており、GⅠレースも3度経験している厩舎期待の馬。今年をうらなう意味でも内田騎手は絶対に勝っておきたいところでした。
敗れた理由としては、スタートダッシュがつかなかったのも一因でしょうが、何より位置取りが大きいと思います。あれほど後ろになってしまうと、そう勝てるものではない。
確かに、流れさえ向いてしまえば、良い脚を持つ馬であれば直線で鮮やかに差し切るのですが、前に位置する騎手たちだって自分(の騎乗馬)が勝つためにレースをしているわけですから、そう簡単に後方グループに有利なハイペースの展開にさせるわけにはいきませんね。結果、ジャスタウェイには不向きなペースとなり、後ろすぎた位置が致命的でした。
位置取りが良くなかった上に、馬群をさばくのにも少々手こずっていた気がします。
まともに追えていたのは、せいぜいラスト2ハロン程度じゃないでしょうか。脚を余してしまったように思います。
重賞を勝ち負けできる力はあるだけに、何とも勿体無いレースぶりでしたが、またチャンスはすぐにやってくるでしょう。この馬には、のびのびと競馬ができそうな直線の長いコースが向いているかもしれません。府中で行われるレースに出走してきたら必見です。

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