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2012年8月16日 (木)

関屋記念のレース回顧

夏の新潟競馬は2開催目に入りました。
先週のメインレースは関屋記念。改修後の2001年から今まで、1分33秒を越える勝ち時計が無いほどのスピード決着になるマイル戦です。

今年の優勝馬は、内田騎手騎乗の4歳牝馬ドナウブルーです。3歳時は好走するものの、牝馬3冠レースには権利が得られず出走できませんでしたが、今年の牝馬2冠を制したジェンティルドンナの全姉であり、その素質はかなり期待されていました。4歳になった今年はグングン力をつけ、京都牝馬Sで重賞勝ちをおさめると、GⅠヴィクトリアマイルでも2着に入るなど、牝馬同士のマイル戦では頼もしい存在へと成長しました。

今回は牡馬が相手とはいえ目を引くほどの実績馬は見当たらず、また最近の好調ぶりもあっての1番人気でしたが、見事な勝ちっぷりでしたね。
ゲートを良いタイミングで飛び出すと2番手につけて追走、前半は流れが緩く理想的な展開。最後はドナウブルーと、すぐ後ろの3番手で競馬をしたエーシンリターンズの2頭が直線残り400mあたりから抜け出して叩き合い、ゴール前はかなりきわどい勝負となりました。内田騎手の「2回差されて2回差し返した」との言葉通り、最後の最後にグイッと伸びてクビ差の勝利。すごく根性のある馬ですね。
結果、2001年マグナーテンの1分31秒8を0.3秒上回る1分31秒5のレコードタイム。
後半の上がり3ハロンが11.1秒、10.4秒、11.3秒ですが、前を行く馬に上がり32秒台で走られてしまっては、後方からのレースをした馬はお手上げ。厳しすぎる展開です。
あらためて新潟競馬場芝コースのコンディションの良さを感じましたが、こんなスピード競馬をした反動がこないのか、馬の調子が少し心配です。

エーシンリターンズは、本当に惜しい2着。
鞍上の北村宏騎手の騎乗はとても上手でした。内枠を利してインにつけると、前を行く1番人気の勝ち馬から絶対に離されないようピッタリとマークし、じつにソツの無い乗り方をしました。相手はこの馬ただ1頭と考えていたような、僕が大好きな決め打ちの騎乗です。
仕掛けるタイミングも絶妙。抜け出してから全く衰える気配の無い伸び脚は、普通ならドナウブルーを突き放して勝ってもよいほどです。テン乗りながら完璧な騎乗だったと思います。完全に勝ちパターンだったにもかかわらず敗れたのは悔しいでしょうね。
まだ重賞勝ちはありませんが、桜花賞3着の実績からも能力の高さは疑いなし。次走はサマーマイルシリーズ最終戦の京成杯オータムハンデを予定しているとのこと、今の調子を維持すれば好走が期待できそうです。

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