« 先週の重賞レース回顧 | トップページ | 宝塚記念のレース回顧 »

2012年6月20日 (水)

先週の重賞レース回顧

先週から夏の福島競馬が始まりました。17日の福島6Rは、1着コウズシャインの単勝払戻額が福島競馬史上最高となる3万2890円という高配当。場内は大いに盛り上がったのではないでしょうか。鞍上は二本柳騎手。僕が現役の頃から今も、変わらずに接してくれる友人の一人で、やはり好きな人が勝つと嬉しくなりますね。
それに福島は僕が最も好きだった競馬場。この時期はGⅠシーズンほどの華やかさはありませんが、夏競馬ならではの雰囲気はなかなか楽しく、できれば現地で観戦したいものです。今は無理でも、そのうちゆっくりと福島で競馬を楽しめたらいいなと思っています。

さて、福島よりひと足早く始まった函館競馬では、第19回函館スプリントSが行われました。1.3倍の1番人気に推されたのは、福永騎手騎乗ロードカナロア。すでに重賞2勝、GⅠレースでも好走した実績を持っているので当然といえる圧倒的人気です。
レースは先に行く馬を行かせて、それを見る形で追走。ポジションは良く、1番枠でロスのないスムーズな騎乗ができていました。ただ最後だけ、直線に入ったところで前の3頭が横一線に並び、その間を割っていきたくとも馬が入れるだけの隙間がなかったことが残念でしたね。やむなく外に出して追ったものの、先に抜け出していたドリームバレンチノに3/4馬身届かず2着に惜敗。
前にいる数頭の馬が横一線に並んでいたとしても、全てが同じスピードではないし、どこかしら開くものだと騎手は考えるものです。今回その考えは通用しませんでしたが、これは1番人気馬を封じるために3人の騎手が上手くやったのか、それともたまたま開かなかっただけなのかはわかりません。今回の負けは勝負のアヤというしかありませんね。
ご存知のとおり函館は全国のJRA競馬場でもっとも直線が短い競馬場ですが、そのことは今回のレースでかなり感じました。東京ならば直線は倍の長さがあるので、展開はガラッと変わっていたでしょう。単純に能力だけでは計れない、これもまた競馬の面白さですね。

優勝は2番人気ドリームバレンチノ。
鞍上の松山騎手は、デビュー4年目の若手ですが、今年はかなり好成績をおさめています。
経験が自信や技術の向上につながっているのでしょう、じつに上手い騎乗をしました。
この馬は2番人気で、勝つためには1番人気の(人気は馬の力関係を表しているという前提ですが)ロードカナロアを徹底的にマークしながらの追走が理想的で、松山騎手はその通りのレース運びをしていました。さらには直線でロードカナロアが進路を探すのに手間取っていたところ、すかさず外から蓋をしながら横に並び追い抜いていったことには感心しました。思いがけない展開にも即座に対応しなければならない騎手にとって、この冷静で素早い判断(計算)と行動は大切。その若さでこんな騎乗ができる松山騎手の、これからのレースぶりにも注目したいところです。

|

« 先週の重賞レース回顧 | トップページ | 宝塚記念のレース回顧 »

レース回顧」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1466872/45724406

この記事へのトラックバック一覧です: 先週の重賞レース回顧:

« 先週の重賞レース回顧 | トップページ | 宝塚記念のレース回顧 »