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2011年12月21日 (水)

朝日杯FSのレース回顧

来年のクラシックを占う2歳GⅠレース、第63回朝日杯フューチュリティS。
圧倒的な強さで勝ち進んできたような、絶対的な本命は不在でした。
それでも単勝1番人気に支持された
アルフレード(鞍上ウイリアムズ騎手)が勝ち、人気実力ともに2歳ナンバーワンであることが証明されましたね。
勝因の一つはやはり、巷で言われているとおり枠番でしょう。
2枠3番の好枠から良いスタートを切り狙い通りの位置につけると、ロスが無いように内々を回り、直線では抜け出すのが多少早かったものの、ほぼ理想的なレース運びをしました。
ペースは平均で流れましたが、折り合いもしっかりついて落ち着いた走りで、性格かもしれませんが幼さをあまり感じさせません。現在の時点で他馬より完成度が高いですね。

2着に入ったマイネルロブストは、勝ち馬アルフレードの後ろにつけて、ピッタリとマークする形でレースができたことが好走の理由。
まだ若馬のせいか少し力みを思わせる走り方をしますが、そこはベテランの蛯名騎手が鞍上なので上手になだめていました。それが最後の伸びにつながったのでしょう。

3着はレオアクティブ
この馬は1・2着馬とは対照的に、後方からの競馬をしました。
テンションが高い性格なのか手綱をとった横山典騎手が折り合いをつけるのに苦労していたように見えました。もう少し速いペースになっていたら理想的だった のですが、今回はこの馬に向かない流れにも関わらず、直線大外からよく伸びてきましたね。あそこまで伸びてこれたのは、この馬の資質・能力の高さでしょ う。
折り合いの難しい馬は、ペースによって着外になるときもあれば、逆にハマった時などはまるで前を走る馬が止まって見えるほどの爆発力と強さを見せて勝つものです。
東京や新潟みたいに長い直線のあるコースなら驚異的な末脚で追い込んでくるはずと思う方がいるかもしれませんが、レオアクティブは1600m以上のレースは向かないタイプでしょう。短距離路線を進むなら、常に注目していきたい馬ではありますね。

他で注目していたダローネガは、大外16番枠に入ってしまいました。
競馬は基本的に内枠が良いのですが、特に中山の1600mの外枠ともなると、どうしても外へ外へと身体がふられてしまうため、馬にかなり負担がかかります。早めにどこかで内に入らないと、勝つための競馬をするのが非常に難しくなってきます。
ダローネガも好スタートで流れに乗り、内にスッと入ることができれば良かったのですが、実際はその反対。スタートで出負けしたため流れに乗り切れず、内にも入ることができないまま外を回らせる展開となってしまい、力を出せませんでした。
佐藤騎手は、思い描いたベストな騎乗ができずに、大舞台でこの馬の実力を見せられなかったことで悔しい思いをしていることと思います。ただ、直線での脚は見どころ十分。 今回だけで見限ることはできない力をもっています。

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