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2011年10月12日 (水)

先週の重賞レース回顧 ~毎日王冠・京都大賞典~

秋のGⅠ戦線。古馬の王道と呼ばれるものは、『天皇賞・秋』『ジャパンカップ』そしてグランプリ『有馬記念』。これらを目指す実力馬たちが、いよいよ始動です。

先週は東京競馬場で毎日王冠、京都競馬場で京都大賞典が行われました。
毎日王冠といえば、僕が現役の頃は、まるでGⅠレースのような盛り上がりを見せました。サイレンススズカ、エルコンドルパサー、グラスワンダーが激突した、今も語り継がれる1998年毎日王冠。オグリキャップにバブルガムフェローなどなど、その時代を彩るスターホースがこのレースで名勝負を繰り広げました。
今年は11頭、京都大賞典の8頭とともに少々寂しい頭数となりましたが、それぞれにGⅠホースが出走し、なかなか見応えのある戦いが見られたのではないでしょうか。

毎日王冠は、単勝1番人気ダークシャドウが優勝。エプソムカップを制して以来の出走でしたが、馬体は順調そのもので、天皇賞に向けて弾みがつきました。
今回は好位から抜け出したエプソムカップとは違い、届くかどうか不安に感じるような位置からの差し切り勝ち。開幕週の競馬場はどこでもパンパンの高速馬場で、レースでは極端なハイペースにならない限り、前にいる方が有利となっています。
ところがダークシャドウは、4コーナーを回り直線に向いた時に、まだ後方2・3番手。そこから上がり3F32.7秒の脅威の鬼脚を使い、同厩舎のリアルインパクトを差し切り。好位追走はもちろん、今回のように控えても良い脚が使えることが分かったのは、レースの幅が広がったという点で収穫があったと思います。これは相当な強みで、鞍上の福永騎手は今から天皇賞での騎乗が楽しみなのではないでしょうか。
管理する堀調教師は、このレースで安田記念に続く重賞でのワンツーを決めました。人馬ともに好調、これからも注目していきたいですね。

そして、一方の京都大賞典は断トツ人気に応え、後藤騎手騎乗のローズキングダムが勝利。力強い走りで、着差以上に他馬との力の違いを見せつけました。
スローペースの中でも3番手できっちりと折り合って、直線を向いて抜け出すときには、余裕が感じられるほどの手応え。今回のような上がり勝負の展開は、ローズキングダムにとってはレースがしやすかったと思います。
ただし、この位置で競馬を進めた後藤騎手の判断の良さと、これまで培ってきた騎乗技術があってこその勝利。じつに好騎乗でしたね。この秋のGⅠ戦線では外国人騎手に乗り替わるとのことですが、後藤騎手が大舞台ではどんな競馬をするのか見てみたいものです。

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