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2011年9月14日 (水)

先週の重賞レース回顧 ~京成杯AH・セントウルS~

北海道では夏から続く札幌競馬が開催中ですが、他では中山や阪神競馬場へと舞台を移し、気分はすっかり秋競馬へと移りつつあります。
秋のGⅠシーズン、これから次々と目標とする大レースに直結する重賞が行われます。先週は、中山競馬場で京成杯AHがあり、阪神競馬場では秋GⅠレース第一弾スプリンターズSに狙いを定める各馬がセントウルSに出走してきました。

京成杯AHは単勝2番人気、横山典騎手騎乗のフィフスペトルが快勝。
久しぶりの中山開催、夏の間に青々と生え揃った芝は、パンパンの良馬場で最高の状態です。いかにもスピード競馬になりそうな馬場になっており、脚の速さ・軽さや決め手に自信がない馬にとっては辛いでしょう。
ただし、今回のレースはペースが遅くなり、比較的かかるクセのある馬でも折り合いがついてスムーズに進みました。その中でレインボーペガサスだけは、前半ムキになって走っていたようで、それが最後の脚に影響したのか、それとも57.5㎏の斤量がのためか3着まで。前走の重賞・関屋記念を制していながら3番人気に甘んじた同馬ですが、そんな展開でも上位に食い込むのだから、やはり力がありますね。
優勝したフィフスペトルは中団を手応え良く追走、直線に向いてからは実に力強い走りで抜け出しました。この馬は重賞で好成績を収めていた2歳時の成績を見てもわかるように、非常に高い素質をもっていましたが、4歳時に骨折のため約1年のブランクを負いました。
それでも復帰してからはかなり良い状態を維持し、今回パドックでその姿を見たときには、今まで以上に馬の出来が良く映っていました。これは騎手はもちろん、関係者全てが自信を持ってレースに臨んだだろう、と感じるほどでした。管理する加藤征調教師の腕に脱帽です。

そして、阪神のセントウルSでは、田辺騎手騎乗のエーシンヴァーゴウが制して重賞2勝目をマーク。
前走の北九州記念では1番人気ながら3着。その時の回顧で「ハイペースになるのが分かっていながら、逃げ争いをする3頭の直後につけて追走して最後は力尽る。馬の強さがわかる走りだったために、鞍上の勝利に対する焦りを感じるような騎乗が悔やまれる」といった感想を述べ、田辺騎手の騎乗は納得のいくものではありませんでしたが、今回は精神的に成長し、とても良いレースぶりでしたね。
2番手の位置で上手く馬をなだめつつ、じっくりと乗ることができたのが勝因でしょう。気持ちに余裕を持ち、馬を信じて騎乗しているように感じました。エーシンヴァーゴウは行きたがるところのある馬なので、直線競馬に向くタイプだと思っていましたが、今回のように鞍上が上手く乗ってあげれば心配ないことが分かりました。
また、セントウルS出走馬で次走に注目したいのが、2着に入った香港馬ラッキーナインです。前の集団を見る形で追走、4コーナーでは上手く内を回って直線猛追。この脚はスプリンターズSの舞台、中山コースでさらに威力を増すことと思います。鞍上のプレブル騎手の手綱捌きも見事で、このコンビはぜひチェックしておきたいですね。

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