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2011年8月24日 (水)

レパードSのレース回顧

今年で3回目を迎えたレパードSですが、GⅢに格付けされたのは今年から。
しかし、過去のレースを振り返ると、第1回優勝馬は昨年のジャパンカップダートと今年のフェブラリーSを連勝し、ドバイワールドカップでも2着に好走したダートの王者トランセンド、第2回優勝は地方のダート重賞で活躍中の人気牝馬ミラクルレジェンドがいます。3歳限定戦ということもあり、その年の秋~翌年春に開催されるダート重賞での活躍が見込めるレースとして定着しそうですね。

さて、そんな今年のレパードS。ジャパンダートダービー2着をはじめとし、ダートレースで抜群の安定感を誇るボレアスが、直線一気の差し切りで単勝1番人気の期待に応えました。
末脚を温存するためか、スタート直後から後方待機。仕掛けだしたのは直線に向く少し手前からで、大外に持ち出すと、前にいる馬を鮮やかに抜き去っていきました。鞍上の武豊騎手が新潟まで乗りに来たことも人気の一因でしょうが、その力強い走りは、他馬と比べて一枚も二枚も上の印象を受けます。
ただ、これだけボレアスが強く見えるレースを演出したのは、やはり武豊騎手の腕ですね。まるで計ったようにゴール寸前で差す武豊騎手の騎乗をこれまでに幾度も見てきましたが、今回の新潟の長い直線でも、ゴールまでの距離を正確に把握し、手綱を調節しながら追っているのではないかと思うほど上手い騎乗でした。

こういう騎乗は、経験で得ることが多いのですが、何と言っても「頭」。
頭の良さは、飲み込みの良さや経験を活かす応用力につながり、これは一見、頭など関係ないように見えるスポーツでも何でも、頭が悪ければ成功しないと僕は思っています。また彼の場合、天性のセンスに加えて、スタージョッキーとしての自覚や責任感、プライドを誰よりも持ち、真摯に競馬に向き合って生きてきました。これら全てを重ねた結果、現在の武豊というトップジョッキーがいて、数々の名レースを見せてくれているわけです。

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